冬の薬膳

意外と知らない「焼く」と健康効果UP!冬の体が喜ぶ身近なフルーツ3選

2026/01/05

冬になると「冷えやすい」「疲れが抜けない」「喉が乾燥しやすい」といった不調を感じる方が増えます。実はこれらは、「巡りの低下」と「胃腸の弱り」が影響しています。

薬膳では、食材そのものだけでなく「調理法」も体への働きを大きく左右すると考えます。特に冬におすすめなのが、食材をしっかり温めてくれる 「焼く」調理法。冷える季節の体にぴったりで、実は健康効果をグッと引き上げてくれるものも多いのです。

今回は、看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこが「焼くと健康効果がUPする意外なフルーツ」を3つご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。大人女子が疲れにくい体と心で生きていくために東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組み...

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みかん

冬の薬膳
出典:写真AC

みかんといえば冬の定番果物ですが、トースターで焼いた 「焼きミカン」 は、薬膳的にも冬の健康づくりにとても良いのです。

焼くと香り成分が強く立ち上がり、氣(エネルギー)の巡りをよくしてくれるため、ストレスケアやリフレッシュにも効果的。さらに、実がとろっと柔らかくなることで喉や胃腸にも優しいんです。

作り方はとても簡単。
ヘタの部分を少しだけ切り落とし、トースターやグリルで様子を見ながら温めるだけ。皮がうっすら茶色く焦げれば出来上がりです。中は驚くほどジューシーになるんですよ。

焼いた後はスジも袋も柔らかいため「丸ごと食べられる」のも嬉しいポイント。スジは腸の掃除を助ける成分が豊富なので、むしろ食べた方が体に良い部分です。

バナナ

冬の薬膳
出典:写真AC

「え、バナナを焼くの?」と思う方も多いですが、加熱することでバナナの冷やす性質が穏やかになり、冬でも安心して食べられる「薬膳スイーツ」に変化します。しかも、焼くことで 腸の負担を減らしながら、冷えと疲れの回復に役立つんですよ。

さらに、加熱で食物繊維が柔らかくなり、腸が動きやすい状態に。腸が整うと、疲労感が軽くなり、むくみやだるさもスッキリすることが期待できます。体を温める力の強いシナモンパウダーとの相性も抜群です。

作り方もシンプルで、バナナを皮ごとオーブントースターへいれて、3~5分程度皮が黒くなるまで加熱します。中身がトロッとしたら完成です。

りんご

冬の薬膳
出典:写真AC

りんごは生でも体に良いのですが、冬は胃腸が冷えやすいため、生のままより 「焼きりんご」 が薬膳的にはおすすめです。
加熱することで消化が良くなり、腸の潤いを保ちながら冷えによる便秘の改善にも役立ちます。

作り方はかんたん。
芯をくり抜き、お好みではちみつを少し入れてトースターやグリルで様子を見ながら温めるだけ。皮がうっすら茶色く焦げれば出来上がりです。とろっと柔らかく、甘味が増した焼きりんごは、小腹が空いた時のおやつにも最適です。

「甘いものが欲しいけど罪悪感は感じたくない」という時にもぴったり。
また、りんごの自然な甘味は血糖値が急上昇しにくいため、安心して楽しめる温活スイーツです。

ご紹介したフルーツはどれも身近な食材ですが、焼くことで薬膳的な効果がぐっと高まり、冬の弱りやすい胃腸や巡りをサポートしてくれます。

「なんとなく疲れたな」「寒さで調子がイマイチ」という日の簡単セルフケアとして、ぜひ取り入れてみてください。

■執筆/薬膳ナースけいこ
大人女子が疲れにくい体と心で生きていくために東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使った暮らしに溶け込む健康習慣を発信。看護師、薬膳師として25年以上の実践経験を持ち令和元年生まれの息子を子育て中のママでもある。
Instagramは「@keiko89zen」。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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