ベルトが大活躍!?正月太りを防ぐ今からできる簡単技3つ!
2019/11/24
年末年始は普段の生活に、忘・新年会やイベントごと、大掃除、年賀状の準備などが加わってくるのですから飲み会の機会も増え、忙しくなりますね。
あー、やっとゆっくりできる!なんて頃には、ボディもゆったり。「バタバタと忙しかったはずなのに太った…」という人が多いです。いやいや、だってそれ以上に飲食しているのだから当然ですよというのはヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織さん。
今回は、高木さんも実践している「正月太りをしないために今からできること」を教えてもらいました。
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
正月太りを防ぐには1:朝のホットドリンク
12~1月にかけて外食や飲酒の機会が増えるため、胃もたれや二日酔いで「朝は食べられない」という状態で目覚める人は多いでしょう。もちろん、そうでなくても日頃から朝食をとらない女性は少なくありませんが…。
ですが、飲み物なら入りますよね。温かい飲み物をぜひ取り入れていただきたいのです。
ご想像のとおり、温かい飲み物を飲むと体が温まります。朝の体は一日のなかでも一番冷えていると言われて、温かい飲み物を取り入れてあげることで、内臓機能が目覚めて体温も上昇。結果、代謝を上げることにもつながります。朝からポカポカと代謝の高い状態をつくり出して、脂肪が燃焼しやすい体を維持しましょう。
ちなみに、ホットドリンクならなんでもよいというわけではありません。
みなさんがよく飲む朝のコーヒーは、何も食べていない状態の胃にとっては刺激になるうえに、カフェインが体を冷やしてしまうでしょう。
白湯やルイボスティー、比較的カフェインの量が多くないほうじ茶(ほうじ茶は体を内側から温める陽の性質を持つ)、スープなど「何を飲むか」も意識して習慣化させましょう。
正月太りを防ぐには2:ベルトを忍ばせる
食べる量、飲酒の量……、格段に増えてきますよね。
筆者も経験があるのですが、これって癖になります。たくさん食べることに慣れてしまうのです。年末年始は、「2019年も最後だし」「新年だし」と気が緩む時期なので、特に注意が必要。よく、「野菜を最初に食べる」「炭酸水を飲みながら」だと、食欲が抑えられると言われていますが、それすら効かないという人はベルトを使ってみてはいかがでしょうか。
ヘソの辺りの高さにベルトを巻くことで、食事の際に食べ過ぎてお腹が出てきていることに気づかせてくれます。筆者もよく取り入れているのですが、食べ方が乱れる時期の「まだいいや」と思ってしまう自分の弱い意思とは裏腹に、苦しさがストップをかけてくれるのです。
加えて、ベルトが腹部に食い込まないように背筋を伸ばして姿勢よく座るようになるため、内臓の位置を正す効果も期待できるでしょう。
ベルトはスカートやパンツに巻かず、直接腹部に巻くのが筆者流です。ニットなどのトップスを着ていればベルトを忍ばせていても目立ちにくいでしょう。ただし、きつく巻きすぎないこと、食後は外すこと。あくまでも食べ過ぎに体を慣れさせないための方法ですよ。
正月太りを防ぐには3:ヨガマットをインテリアに
最後は運動習慣について。
「時間がないから」「寒いから」などの理由をつけて年末年始に運動不足になる人は非常に多いです。ごくたまに、「ちょっと痩せてから運動をする」となぞの言葉を残し、そのまま何もしなくなってしまう人も……。
運動はたまに取り入れて効果を実感できるものではありません。習慣化することで筋力や柔軟性を保てるのは、インストラクターをしている筆者が日々身を持って感じていること。レッスンに通う生徒さんを見てもまさにそうだと確信を持っています。ジムやヨガスタジオに通えなくても、自宅で少しでも体を動かす習慣は必須です。
そのためにも、ヨガマットやトレーニングマットを用意しインテリア化してしまいましょう。丸めてリビングの隅に立てておいてもよいし、床に敷いたままにしてしまってもよいと思います。視界に入れることで、ストレッチやヨガ、トレーニングを思い出して。
運動は、動画やエクササイズ記事を参考に今の自分に必要なものを選んでみてください。忙しくても、自分の体のためだと思えばほんの5~10分の空き時間はつくれるはずですから…。
いきなりガラッと生活習慣を変えるのは難しいかもしれませんが、今回紹介した3つであれば、比較的簡単に行え、ストレスなく取り入れられるのではないでしょうか。まずはできるものから行うのもよいでしょう。
毎年正月太りに悩まされるという人は、早速試してみてはいかがでしょうか。