自炊に疲れた日、デリバリーを頼むときに注意したい太らないコツ3つ
2020/05/05
新型コロナウイルス感染症の流行により、これまで以上に健康に気をつかうようになったという人は多いでしょう。そのひとつが食事。自炊を体調管理の一環とするのは素晴らしいことです。
……が、毎日・毎食キッチンに立って料理をしていると、“自炊疲れ”を感じることもあるでしょう。そんなときは完成されたおいしい料理を自宅で堪能できる“デリバリーサービス”を利用するのもいいですよね。
ただし、次のような利用の仕方をすると太りやすくなる恐れがあるのでご用心!ヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織さんに教えてもらいました。
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
コツ1:炭水化物中心のオーダーに注意
デリバリーサービスを利用するときに気をつけたいのは、“何を頼むか”です。ダイエット中であったり、外出自粛期間中に運動量が減っていたりするのであればなおさら。
ですが、メニューには食欲をそそるおいしそうな食べものがズラリ。それを見るとつい……。ピザにパスタ、リゾット、フライドポテト、カレーライス、寿司、ラーメン、丼ぶりなど、“炭水化物中心”のオーダーをしてしまいがちです。
もちろん炭水化物も必要な栄養素。ではありますが、炭水化物のような糖質が主体となるものを中心に食べると血糖値が急上昇し、糖を脂肪として蓄えやすくなりますし、カロリーオーバーになる危険も。
肉や魚、野菜は頼んだ?メインのメニューだけを見るのではなくサイドメニューもチェックしてタンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維を含むものもバランスよくオーダーしましょう。
コツ2:〇円以上からのオーダーに注意
食べたいものが決まり、お会計に進むと。
「〇円以上のお支払い金額より承ります」……。
家族の分を含め、ある程度の品数をオーダーをする場合は受付可能な支払い金額を超えると思うのですが、例えば仮に1人分や自炊した料理に副菜のみをプラスしたいと思ったときなどにこのようなことが起こり得るでしょう。
そのとき、「あ、それならこれも追加で頼んじゃおう」「もうワンサイズ大きいものに変えよう」と思ってしまう?それとも、「食べきれないほど頼む必要はない」と思う?
もし前者であれば食べ過ぎてしまうことになるし、支払金額も高くなりますよね。次の食事のときや翌日でも安全においしく食べられるものならよいのですが、そうでないのならそのデリバリーは考え直したほうがいいかも?
コツ3:夜、遅い時間には注意
最後は“時間”です。
最近では健康志向のヘルシーなデリバリーフードも増えてきていますが、それでも食べる時間は気にしたいところ。夜、それも遅い時間の食事はエネルギーが消費されにくく、体脂肪として蓄積されやすくなるのはみなさんご存じのとおりです。
とはいっても、日中はテレワークをしたり、家族といっしょに自宅でなにかをしながら過ごしたりといそがしくしていると夜の疲れてきた時間帯に、「今夜は料理、お休み!」とデリバリーサービスを利用する機会が増えるかもしれません。遅い時間になってしまってもオーダーできますから(※ 店舗による)。
それもときにはいいのですが、糖質多め・高カロリーなものは日中に食べる。もし夜に食べるのならお弁当や丼もののご飯を少し残す、揚げもののような脂っぽいものは控えるなどの工夫をして取り入れるようにしたいものです。
おいしくて便利なデリバリーサービスではありますが、ダイエット中の人や自粛太りしてきたと感じている人は、上手に付き合っていきたいところです。