おうち時間にメチャクチャ使えるホットプレートは「炭水化物祭り」になりがち!? 太らないコツは?
2020/05/22
毎日毎食おうちごはんだと、つくる人はもちろん、食べる人も、「食事の楽しみ」が薄れてきてしまうかもしれません。
そんなとき、ちょっとワクワク・楽しい気持ちにさせてくれるのが“ホットプレート”でつくるごはん。肉や野菜はそのまま、粉物であれば混ぜて焼くだけとつくるのが楽だし、目の前でジュージューと調理されていくようすは食べる人の食への興味をそそってくれるでしょう。
で、す、が!そんな食べ方をしていたら自粛太りまっしぐらです。
ヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織さんに対策を教えてもらいました。
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
対策1.とにかく炭水化物多めなときは別皿も用意
焼そばにお好み焼き、たこ焼き、チャーハン、パエリア……。ホットプレートでつくる楽しさも加わってよりおいしく感じますよね。一緒に食卓を囲むみんなもいつもより食が進むのでは?
……って、食事をこれだけで済ませてはいませんよね?これでは「炭水化物祭り」になっちゃっていますよ。たまにならこのような献立もいいかもしれませんが……。
では、「炭水化物祭り」のどのようなところが要注意なのか?
それは、空腹状態からの糖質主体の食べものの摂取は血糖値を急上昇させ、糖を脂肪として蓄えやすくするから。加えて、ビタミンやミネラル、食物繊維も不足してしまいます。
まずはサラダ。これは別皿に用意しておきましょう。それから肉や魚。ホットプレートで焼いてもいいでしょう。炭水化物はその次です。ある程度食べておくことで、炭水化物の一気食いも防ぐことができるでしょう。
対策2.表面が平らなホットプレートはNG
肉や魚を焼くときなのですが、食材から脂が出ますよね。特に、肉に含まれる動物性脂肪は中性脂肪を増やすと言われています。
キッチンペーパーを使って脂を吸い取るのもいいのですが、ホットプレートの表面が波型のもの、もしくは焼き網を使うことで脂を下に落としてしまうのもオススメの調理法です。
対策3.薄力粉じゃ物足りない?そんなときは…
最初にもチラッと出てきたお好み焼きやたこ焼き、ホットケーキなどの粉物。ホットプレートごはん・おやつの代表的な存在ですよね。
具にどのようなものを入れるかでも満足感を左右するのですが、食後に「なんとなく物足りない」「もう一品食べたい」と感じるようであれば、薄力粉を“米粉”に変えてみては?
米粉は米を細かく砕いて粉状にしたもので、モチモチ感を味わえるためしっかりとした食べ応えを感じたい人には持ってこいです。
対策4.最後のひと口は自分!?
お腹いっぱいにまでなるホットプレートごはんを楽しんだあなた。家族ももう、食べられない状態です。
だけど、チーズがたっぷりと絡んだチーズタッカルビの鶏肉や、ソースが染み込んだお好み焼き、焼きそばの麺などがわずかに残っているではありませんか。
「食べてしまった方が後片付けが楽」などの理由もあるでしょう。タレがよーく絡んでいたり脂をたっぷり吸っていたりするホットプレート上の最後のひと口です。
さらなる食欲の引き金になったり、カロリーオーバーになったりする恐れがあるので、ダイエットが気になる人はどうするのが正解か……よく考えてみてください。
「ホットプレート」「レシピ」と検索をすると、実に多くの魅力的なレシピが並びます。
つくるのも比較的楽。みんなで楽しめるので、外出自粛期間中のおうちごはんにピッタリなのではないでしょうか。
ダイエット中の人は上記の項目を頭の片隅に置きながら、楽しい食事の時間をお過ごしください。