そんな原因が!食物繊維を摂っても便秘が改善しないワケとは?!

2021/02/26

産後−22kg!腸活アドバイザーとダイエットインストラクターの資格を持つ、サンキュ!STYLEライターのテイラーあやかです。

「便秘には食物繊維が良い!」と聞いて実際に試してみたけど、便秘は改善しなかった経験がある方は居ませんか?

今回は、あまり知られていないその理由と改善法についてご紹介します。

便秘になる原因

便秘になる原因は、食生活や生活習慣の乱れ、ストレスなど人それぞれです。特に女性は、ホルモンバランスの変化によって腸の動きが乱れてしまう事もあります。

便秘になると、便の毒素が体内に回り、肌荒れや体調不良などの原因にもなります。それがまたストレスになるという悪循環になってしまいます。

食物繊維が便秘に良いと聞いて、積極的に摂るようにしている方もいますが、残念ながらそれだけでは便秘が改善するどころか、最悪、悪化してしまう場合もあります。

食物繊維を摂るだけではダメな理由

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と呼ばれるものに分かれます。

・水溶性食物繊維…善玉菌の栄養素になり、悪玉菌の増殖を抑える。
・不溶性食物繊維…不要なものを絡め取り、便の量を増やして排泄を促進する。

どちらも腸にとってとても良い働きをしてくれるのですが、ここで注意が必要です。

便秘になると、便が腸に長く留まることで腸に水分を吸収されて硬くなってしまいます。便秘の人が不溶性食物繊維ばかり摂っていると、硬くなった便の量がさらに増え、便秘が悪化してしまう原因にもなるのです。

便秘改善に役立つ上手な食べ方

理想的な食物繊維の摂取バランスは、「水溶性1:不溶性2」です。現代人は特に水溶性食物繊維が不足しがちなので、海藻や果物などの食材を意識してとると良いですね。
オクラやナメコ、もずくや納豆などのヌルネバ食材には水溶性食物繊維も豊富に含まれています。納豆は発酵食品でもあるので腸活食としてもオススメです。
不溶性食物繊維は、豆類、穀物類などに多く含まれています。

また食物繊維は保水性が高いので、水分を多く含んでこそ本来の力を発揮してくれます。食物繊維と一緒に十分な水分も摂るようにすると、便秘改善もより期待できるようになります。

最後に

いかがでしたか?

「便秘には食物繊維が良い!」と言うのは間違いないのですが、一緒に水分を摂ることも是非覚えていただきたいです。もし周りで便秘に悩んでいる方がいたら、こっそり教えてあげてください。

便秘は長引くと病気の原因にもなります。こんなご時世だからこそ、日々の食事に取り入れて、家族全員の健康をサポートしてあげましょう。

◆記事を書いたのは・・・テイラーあやか
腸活アドバイザーとダイエットインストラクターの資格を持つ、5歳の3歳のママ。
腸活をメインに、忙しいママでも簡単で続けやすい美容健康法をご紹介します。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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