【18歳からお弁当を作り続けて約20年】お弁当作りについて今思うこと

2021/06/17

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
私は18歳の時、大学進学のために親元を離れ一人暮らしをするようになりました。その頃から食費を節約するためにお弁当を作っておりました。その後、就職をし結婚をし子供を産んで子育てをして…その間比較的ずっと自分のためでもあり家族のためでもありでお弁当を作っていました。
実はもう20年近くお弁当を作っている私。そんな私が最近思っていることを書きたいと思います。

子どもが幼稚園時代のお弁当

私は子どもたちがとても小さい頃からお弁当を作っていました。
夫がとても忙しい人でほとんど休みがなく、出かけることができなくて近所の公園にお弁当を持って遊びに行くということが定番になっていたからです。

第一子が幼稚園に入った時点でお弁当歴が既に10年。だから、子どもが幼稚園に上がるときにお弁当を作ることが苦痛になることはありませんでした。
頑張って可愛くしようとしている節は見られますが、私には映えるものを作るセンスが皆無なので本当にただの自己満足なお弁当です。この鳥はいったい何だろう…と今では疑問に思ってしまいますが、当時子どもが喜んでくれていたことが救いです…。

子どもが小学校から中学校時代のお弁当

我が家の子どもたちは、小さい頃からよく食べる子たちで段々と可愛さよりも量を求めるようになってきました。第一子からそうだったため、これが普通だと思っていましたが…年々ママ友と話すと我が家は大食い家族なんだということに気づかされました。

写真を見返すと男子弁当全開です(笑)ただ…その時はお弁当を作ることに必死で気づかなかったんですが、SNSなどでお弁当をアップしていたこともあって、子どものためだけではなく、ちょっとだけ自分のためにお弁当を作っていたような気がします。
どんな時でもお弁当を作っている母を「すごい」「えらい」と思ってほしい…とかね。

もちろん、お弁当を作れば経済的に助かるというのも理由の一つだし、やっぱり育ち盛りだし栄養のバランスも…と考えていたのは事実。でも、何となく…「ちょっと頑張ってる私を見て」という気持ちはあったような気がします。それもまた思い出です。

子どもが高校生に。そこから現在までのお弁当

最近、第三子に作ったお弁当です。とても食べ盛りで、かつ体を動かす授業が普通科よりも多い学校に通っています。本人に聞いたらお弁当だけでは足りないということでお弁当+おにぎり等を持っていくことが多いです。おかずも野菜少なめ肉多めですね。

実は生まれつきに不器用な子なので(発達性協調運動障害というものです)、こぼさないようになるべくウインナーやミートボールなどつかみやすいものを入れています。
高校生になるころには、本当にいろいろなことができるようになってきたのですが、なるべく美味しく楽に食べられるようにしています。

こちらは第一子のバイト用のお弁当です。
炭水化物祭りです。バイトでよく動くので、ひたすらお腹がすくそうです。こちらもまた、休憩中に食べるものなので簡単に食べられるものをリクエストされています。
親としてはやっぱり野菜を入れたい気がするのですが、バイト先の弁当で野菜を取らなくても朝夕のごはんで取ればいいかと思うようになりました。

正直作るのめんどくさいと思うこともありますが、私はお弁当は子どもへのラブレターだと思っています。お弁当は栄養をとるためだけのものではなく、学校や仕事先での楽しみの一つ。少なくとも私はそうでした。だから、栄養より開けた時の楽しみを取ろうかな…と考えるように。
せっかくなので、作る相手に何が食べたいかを聞いて、それに応えてあげる方が気持ちが伝わるかな…と。子どもたちが大きくなって、そんな風に考えられるようになったのかもしれません。

少なくとも私にとって、今作っているお弁当は、自分のためのものではなく、食べる人のためのものです。この考え方が正しいか正しくないかはわかりませんが、この信念をもとにあと何年間か映えないお弁当を作っていきたいと思います…少なくとも、あと6年はお弁当を作る予定です(笑)

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
元サンキュトップブロガー。小学生から大学生まで三男一女の4人の子を育てる母。
18歳で親元を離れたことをきっかけに、お弁当を作るようになりました。気づけば約20年自分のためや家族のためにお弁当を作り続けています。

※気温の高い時期はおべんとうが傷みやすいので注意してください。気温25度以上の日には生野菜を避け、卵や練り物、肉・魚類にきちんと火を通すことをお勧めします。

 
 

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