ゆいし(くるみ餅)

気になる「ゆべし」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/03/16

この記事では「ゆべし」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを基にしています(一部、参考データを基に独自計算をしている場合もあります)。

ゆべしを食べると太りやすい?

ゆべしとは、甘い餅の中に柚子やくるみを練りこんだ和菓子の一種です。地方によっては珍味としてのゆべしであったり、蒸したゆべしであったりとその種類はさまざまありますが、ここでは一般的な柚子やくるみを用いた餅菓子のゆべしについて解説します。

ゆべしは、原材料に三大栄養素の中でも脂質の割合が多いくるみを使っており、カロリーが高くなりやすい食品です。そのためダイエット中やカロリーを気にしているかたは、食べ方を工夫するようにしましょう。

ここでは、ゆべしに含まれる栄養素や食べ方のポイントについて紹介します。

ゆべし1食分のカロリー

白玉粉や黒砂糖、くるみを使ったゆべし1食分(76g)のカロリーは、255kcalです。

白飯茶碗1杯分(160g)が269kcalで、ゆべし1食分のカロリーと同じくらいです。このように、ゆべしは、カロリーが量の割に高いため、食べ過ぎには気をつける必要があります。

ゆべしの炭水化物量は?

ゆべし1食分(76g)の炭水化物量は、44.32gです。そのうち炭水化物の一部である食物繊維は、0.9gしか含まれていないため、そのほとんどが糖質であるということがわかります。

76gのうちの半分以上が糖質であるゆべしは、炭水化物量が多い食品といえるでしょう。そのため、食後のデザートとして食べると、1食分の炭水化物量に大きく上乗せされることになります。

ゆべしを食べるときのポイント

ゆべしは、量に対してカロリーや炭水化物量があるため、カロリーを抑えたいかたにとっては控えたい食べ物でしょう。しかし、食べるときに工夫をすることで、そのようなかたもゆべしを楽しむことができます。

ここでは、ゆべしを食べるときのポイントを紹介します。

くるみの量を減らす

カロリーが気になる場合は、くるみの量を減らすことをおすすめします。くるみ1個(4g)のカロリーは、27kcalであるため、くるみを減らすことでカロリーダウンをすることができます。

しかし、くるみはビタミンやオメガ3脂肪酸など体に必要な栄養素を多く含んでいます。とくに、オメガ3脂肪酸は、体内で作ることができない必須脂肪酸で、コレステロール値や中性脂肪値を下げ動脈硬化の予防や、血栓形成の抑制に効果的といわれています。

くるみには、このような栄養素が含まれているため、ゼロにするのでなく半分にするなど、適量食べるようにしましょう。

ゆっくり噛んで食べる

ゆべしを食べるときに、ゆっくり噛んで食べることも大切なポイントです。ゆべしをよく噛んで食べることで、満腹中枢を刺激し、食べすぎの防止につながります。

また、よく噛むことで脳内物質が分泌され、内臓脂肪の分解を促進させる働きがあるといわれています。ゆべしは、噛み応えがあり、噛む回数を増やしやすい食品です。そのため、ゆべしを食べる際は、ゆっくり噛むことを意識するとよいでしょう。

黒砂糖を人工甘味料に置き換える

ゆべしを作るときに、黒砂糖をカロリーゼロや低カロリーの人工甘味料に置き換えるのもおすすめです。

ゆべし1食分(76g)に使用する黒砂糖の分量は20g程度で、カロリーは71kcalになります。カロリーゼロの人工甘味料を使った場合、その分のカロリーを減らすことができます。

スーパーなどでも気軽に手に入るものが多いため、ぜひ試してみてください。

緑茶を飲みながら食べる

ゆべしを食べるときは、緑茶を飲みながら食べるのもおすすめです。緑茶には、ポリフェノールの一種であるカテキンが含まれています。カテキンは糖の吸収を抑える働きがあり、食後の血糖値の急上昇を防ぐ効果が期待できます。

血糖値の急上昇は脂肪の蓄積につながるため、ゆべしといっしょに緑茶を飲むことは肥満の防止につながるといえるでしょう。

食べる量をあらかじめ決める

ゆべしを間食として食べる場合は、食べる量をあらかじめ決めておくとよいでしょう。間食の目安は、1日200kcal以内が望ましいといわれています。

前述したとおり、ゆべし1食分(76g)は、255kcalであるため、そのままでは1日の間食の目安をオーバーしてしまう可能性があります。

大きいものは小さく切るなどをして、食べる量をあらかじめ決めておき、カロリーオーバーにならないように注意しましょう。また、200kcalをオーバーしてしまった場合は、その他の食事で調節するとよいでしょう。栄養が偏らないようにバランスよく食べることが大切です。

夜遅くに食べない

ゆべしを食べるときは、なるべく夜遅い時間は避けましょう。夜はエネルギーが消費されにくく、余分なエネルギーは脂肪として蓄積される原因になります。

また体内では、脂肪を溜め込もうとするたんぱく質が時間帯によって、多くなることもポイントです。そのたんぱく質は、午後3時ごろが最も少ないといわれており、午後10時から午前2時がピークに多くなるといわれています。

そのため、ゆべしは、夜ではなく日中に食べるとよいでしょう。

ゆべしのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!

今回はゆべしのカロリーや炭水化物量、ゆべしを食べるときのポイントを紹介しました。ゆべしは、量の割にカロリーや炭水化物量が多いため、太りやすいと思われがちですが、材料や食べ方を工夫することで、日常でも楽しむことができるようになります。

ゆべしの食べ方のポイントを押さえて、日々の食事にゆべしを取り入れてみてはいかがでしょうか。

※参考にしたサイト

 
 

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