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気になる「麦茶」のカロリーや炭水化物量とは?飲む際に押さえるべきポイントを紹介

2022/03/21

この記事では「麦茶」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい飲み方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。

麦茶を飲むと太りやすい?

麦茶は、冷蔵庫に欠かさずに置いてあるというかたも多いでしょう。また、麦茶はカロリーを気にせずに飲める飲み物と認識しているかたもいるでしょう。

麦茶には「麦」が使われていますが小麦とは異なり、カロリーがとても低い飲み物となっているため、大量に飲んだとしても気にしなくてもよい程度のカロリーしか含まれていません。

ジュースなどのように糖分を含む飲み物とは異なり、カロリーを気にせずに飲めるでしょう。

麦茶1杯分のカロリー

麦茶のカロリーは、200mlのコップ1杯あたり2kcalです。1日に摂取する水分量は2L程度といわれているため、すべて麦茶で摂取したとしても20kcalにしかなりません。

夏の暑い時季は、冷たい麦茶を大量に飲むこともあるでしょうが、たくさん飲んだとしてもカロリーのことを気にする必要はないでしょう。

麦茶の炭水化物量は?

麦茶の炭水化物量は、200mlのコップ1杯あたり0.6gです。三大栄養素であるたんぱく質と脂質は、どちらも0gと含まれていません。

また、麦茶にはミネラルが多く含まれており、ミネラルが不足してしまうと体内のバランスが崩れやすく、熱中症などにもつながってしまうため、健康にも気を遣いたいかたにおすすめといえるでしょう。

麦茶を飲むことで期待できる効果

カロリーや三大栄養素という観点では、麦茶には特別な効果はありませんが、健康を促す効果では期待できることもあります。

ここでは、麦茶を飲むことで効果を期待できる効果について解説していきます。

血栓を予防する

麦茶を飲むことで、血栓を予防する効果が期待できるでしょう。

麦茶に含まれている香り成分である「アルキルピラジン」には、血液をサラサラにする作用があります。夏の暑い時季は、身体から水分が抜けやすく、血液も水分不足でドロドロになり、血栓ができやすくなるのです。

そのため、水分補給として麦茶を飲むことで、のどが潤されるだけでなく、ドロドロになった血液の解消にも役立ちます。また、ドロドロになった血液を解消できれば、体内で血栓ができにくくなるため、脳梗塞のような大きな病を防ぐことにつながるでしょう。

生活習慣病を予防する

麦茶に含まれているポリフェノールには抗酸化作用があるため、生活習慣病を予防する効果が期待できるでしょう。

生活習慣病とは、食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が、発症に起因している病気のことであり、細胞を傷つけてしまう「活性酸素」がさまざまな病気の原因であるとされています。

麦茶に含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する働きがあるため、がん・脳血管疾患・心疾患などの生活習慣病を防ぎやすくなるでしょう。

リラックスできる

麦茶の香りには、リラックス効果が期待できるといわれています。麦茶の香りには脳を休める効果があるため、短い休憩を取るときなどに飲むとよいでしょう。

また、麦茶の中でも六条大麦を原料とした麦茶の香りには、リラックスの指標として利用されているα波の出現量が蒸留水よりも増える傾向にあるという研究結果もあるため、よりリラックスしたい場合におすすめといえるでしょう。

リラックスしてストレスを緩和できれば、生活習慣病の予防につながったり、便秘や下痢、食欲減退といった体調不良の緩和につながったりすることもあるため、ぜひ参考にしてみてください。

麦茶を飲むときのポイント

麦茶は、飲み方や飲む時間帯などを意識することで、体にプラスとなる作用をもたらしてくれることもあります。ここでは、麦茶を飲むときのポイントを解説していきます。

麦茶を飲むときのポイントを知ることで効果的な飲み方ができるようになるため、参考にしてみてください。

常温かホットで飲む

麦茶は常温かホットで飲むようにしましょう。

冷たい麦茶は、体を冷やしてしまう可能性があります。そのため、冬場はホットにしたり、夏場でも常温かホットで飲んだりするなど、体温以上の温度の麦茶を飲むことがおすすめです。

また、体が冷えてしまうと血流が悪くなることで血液がドロドロになってしまったり、老廃物が排出されなくなってしまい、体内に蓄積されたりするため、健康にも気を遣いたいかたは注意しましょう。

夕方以降に飲む

麦茶を飲むときは、夕方以降に飲むとよいでしょう。お茶にはカフェインが含まれているものと、含まれていないものがあり、麦茶はノンカフェインという特徴があります。

緑茶や紅茶などのお茶やコーヒーに含まれているカフェインには、覚醒作用があるといわれており、夕方以降にカフェインを含んでいる飲み物を飲んでしまうと、カフェインの覚醒作用により眠りが浅くなり、睡眠の質が低下します。

そのため、カフェインが含まれていない麦茶を夕方以降に飲むことで、睡眠障害などを防ぐ効果が期待できるでしょう。

飲みすぎに注意する

麦茶は相当の量を飲んでも、カロリーを気にする必要はありません。しかし、1日にあまりにも多くの水分を摂取すると、「水中毒」という症状を起こす危険性があります。

水中毒は、麦茶に限らず水分を過剰摂取することで、血液中の塩分濃度が下がり、低ナトリウム血症を起こしてしまう症状です。

そのため、一度に麦茶を飲みすぎないように注意し、コップ2杯程度をこまめに飲むようにしましょう。

麦茶のカロリーや炭水化物量について知り飲み方を工夫しよう!

麦茶は多くのかたに親しまれている身近な飲み物です。麦茶のカロリーや炭水化物量がどのくらいかを知ることで、積極的に取り入れることができるでしょう。

また、より効果が得られる飲み方もあるため、ぜひ試してみてください。夏場だけでなく冬でも温かい麦茶で水分補給してみてはいかがでしょうか。

※参考にしたサイト

 
 

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