気になる「麻婆茄子」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/22
この記事では「麻婆茄子」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを基にしています(一部、参考データを基に独自計算をしている場合もあります)。
麻婆茄子を食べると太りやすい?
麻婆茄子は、油で揚げた茄子をひき肉や薬味といっしょに炒めて作る料理です。油を吸収しやすい茄子を揚げる工程があるため、食べるのを控えているというかたもいるでしょう。麻婆茄子は、そこまでカロリーを気にしなくてもよいメニューとなっています。
カロリーだけを見れば、ダイエット中などのカロリーが気になるかたでもあまり気にせず食べられますが、揚げたり炒めたりするため、油が多く使われている点に注意しておきましょう。
麻婆茄子1食分のカロリー
麻婆茄子1人前138.2gあたりのカロリーは、171kcalです。1人前138.2gという量は、深型の小皿1皿分にあたります。
麻婆茄子に使われている豚ひき肉のカロリーが36gあたり80kcal、サラダ油が5.4gあたり50kcalとなっているため、大半が豚ひき肉と油のカロリーによるものということがわかるでしょう。
麻婆茄子の炭水化物量は?
麻婆茄子1人前138.2gあたりの炭水化物量は、6.99gです。また、三大栄養素であるたんぱく質が8.65g、脂質が11.18gとなっています。
このことから、三大栄養素のなかでもっとも多く含まれているのは脂質ということがわかるでしょう。
麻婆茄子を食べるときのポイント
麻婆茄子は、食べ方を工夫することで取り入れやすくなるメニューとなっているため、麻婆茄子の調理方法や栄養バランスが気になるというかたは、調理方法や食べ方を工夫してみましょう。
ここでは、麻婆茄子を食べるときに気をつけたいポイントや工夫できることについて解説します。
お肉の量を減らして野菜を増やす
麻婆茄子を食べるときは、お肉の量を減らして野菜を増やしましょう。
メイン食材である茄子よりも豚ひき肉のほうがカロリーが高い傾向にあるため、お肉の分量を減らせば、全体のカロリーを抑えられます。
お肉を減らした分、単純に茄子の量を増やすこともできますが、ほかの野菜を追加して彩りや食感をプラスするのもおすすめです。茄子だけでなく長ネギやピーマンなどの野菜を追加することで、栄養バランスが整いやすくなるでしょう。
茄子は油通しせずに調理する
茄子は油通しせずに調理することをおすすめします。揚げ物のカロリーは、食材が油をどの程度吸収するのかという「吸油率」によって異なってくるでしょう。
野菜を素揚げしたときの吸油率は平均して3~8%程度ですが、茄子は約14%と油を吸収しやすい食材となっています。
そのため、麻婆茄子を作るときは、茄子を素揚げせずに電子レンジを使って調理することで、カロリーを抑えられるでしょう。
ごはんをいっしょに食べすぎない
麻婆茄子を食べるときは、ごはんをいっしょに食べすぎないことをおすすめします。麻婆茄子はしっかりと味がつけられているため、ごはんのおかずとして食べることが多いでしょう。
ごはんを食べすぎてしまうと糖質のとりすぎにより、食後の血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌されてしまいます。
過剰に分泌されたインスリンによって、糖分が脂肪として蓄積されやすくなってしまうため、ダイエット中や糖質制限中などのかたは、注意しましょう。
よく噛んで食べる
麻婆茄子はとろみがあり、食べやすくなっているため、咀嚼回数が減ってしまう可能性がありますが、なるべくよく噛んで食べることをおすすめします。
食べ物をよく噛むことで満腹中枢が刺激され、少量でも満腹感を得やすくなり、食べすぎを防ぐ効果が期待できるため、麻婆茄子のように咀嚼回数が減りやすい場合でも、ダイエット中などのかたはよく噛んで食べるように心がけるとよいでしょう。
麻婆茄子のおすすめレシピ
麻婆茄子は、油のとりすぎにならないか心配というかたもいるでしょう。また、調味料以外の食材は茄子と豚ひき肉だけとなっているため、栄養バランスも気になるでしょう。
ここでは、麻婆茄子のおすすめレシピを紹介していきます。自分なりのアレンジレシピを作るときの参考にもなるため、ぜひ試してみてください。
おすすめレシピ1:カロリーオフヘルシー麻婆ナス
「カロリーオフヘルシー麻婆ナス」は、油を吸収しやすい茄子を素揚げしないで、電子レンジを使って調理するレシピです。
茄子は油の吸収率が高いため、揚げずに電子レンジ調理に変えるだけで、脂質を減らすことができるでしょう。カロリーが気になるかたは、ぜひ試してみてください。
おすすめレシピ2:揚げずにヘルシー!麻婆ナス
「揚げずにヘルシー!麻婆ナス」は、豚ひき肉から摂取するカロリーや脂質を減らすため、具材にも工夫を加えたレシピです。
豚ひき肉の量を減らして、豆腐を追加することで、カロリーを抑え、肉から摂取する脂質を減らせます。また、動物性たんぱく質だけでなく植物性たんぱく質も摂取できるため、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめレシピ3:下味冷凍で麻婆ナス
「下味冷凍で麻婆ナス」は、具材の下処理を行うことで、茄子を素揚げしなくても、茄子がやわらかくなり、味がしみ込みやすいレシピとなっています。
冷凍された具材は、調味料がしみ込みやすく、長い時間油で炒める必要がありません。炒める時間が少なくてすむため、調理時間も油の量も減らせるでしょう。
麻婆茄子のカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
素揚げした茄子を使う麻婆茄子は、避けたほうがよい料理と考えているかたも多いでしょう。しかし、麻婆茄子のカロリーや炭水化物量を正しく理解し、食べ方を工夫することでカロリーが気になる方でも取り入れやすくなります。
この記事で紹介した食べ方のポイントやおすすめレシピを参考に、試してみてはいかがでしょうか。