気になる「たまごスープ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/23
この記事では「たまごスープ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
たまごスープを食べると太りやすい?
ふわふわのたまごが浮かんだたまごスープは、手軽に飲めるインスタント食品としても市販されており、ランチ時に飲まれることも多いスープです。たまごスープは低カロリー食品のため、ランチのお供にも適しているでしょう。
片栗粉を使ってとろみがつけられているものもあり、寒いときに身体を温めてくれる料理です。手づくりする場合でも、使用する食材が少なく手軽につくれるため、積極的に食事のメニューに取り入れていきましょう。
たまごスープ1食分のカロリー
たまごスープ1食分のカロリーは、1杯175.8gあたり51kcalとなっています。これは、具材にたまごと小葱を使用して、鶏がらスープで味つけをしたたまごスープのカロリーです。
たまごスープに使われているたまごのカロリーは、21gあたり32kcalであることから、カロリーのほとんどをたまごが占めていることが分かります。
たまごスープの炭水化物量は?
たまごスープの炭水化物量は、1杯175.8gあたり1.93gです。また、三大栄養素であるたんぱく質は4.38g、脂質は2.46gとなっています。
たまごスープの具材は、ほとんどがたまごであることから炭水化物が少なく、たんぱく質が多い料理となっています。
さらに、炭水化物の一部である糖質が1.84gであることから、炭水化物の大部分を糖質が占めていることが分かるため、糖質制限中などのかたは注意しましょう。
たまごスープを食べるときのポイント
たまごスープはカロリーが低い傾向にあるため、ダイエット中などのカロリーが気になるかたでも取り入れやすい料理ですが、ここで紹介するポイントを押さえれば、さまざまな効果が期待できたり、よりカロリーを抑えられたりできるでしょう。
ここからは、たまごスープを食べるときのポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
きのこ類や海藻を足す
たまごスープを食べるときは、食物繊維が多く含まれているきのこ類や海藻を足すとよいでしょう。たとえば、えのきやわかめなどがあげられます。
たまごスープに食物繊維が多く含まれているきのこ類や海藻を加えることで、食べ応えが増すため少量でも満足感が得やすくなります。また、食物繊維が多く含まれている食品は噛み応えがあるため、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぎやすくなるでしょう。
さらに、食物繊維には腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる働きがあるため、健康にも気を遣いたいかたは試してみてください。
生姜を足す
冬場などの寒いとき、身体を温めるためにたまごスープを飲むというかたもいるでしょう。そのようなときは、たまごスープに生姜を加えることをおすすめします。
生姜に含まれているジンゲロールには発汗や保湿などの作用があり、発汗を促進することで身体が温まりやすくなるため、冷え性改善などの効果が期待できます。
また、生姜は味覚神経を刺激し、交感神経を活発にすることで体脂肪の分解や燃焼を促す効果があるため、ダイエット中などの方はぜひ試してみてください。
1日1回だけ食事と置き換える
たまごスープを食べるときは、1日1回だけ食事と置き換えるとよいでしょう。
前述したように、たまごスープには炭水化物がほとんど含まれていないため、主食と置き換えることで1日の摂取カロリーを抑えやすくなります。カロリーが気になるかたや、朝食や昼食は軽めにしたいかたにおすすめです。
しかし、カロリーを抑えるために3食ともたまごスープに置き換えるのは、栄養バランスに偏りが生じてしまうため、置き換えは1日1回程度にしておきましょう。
食べすぎに注意する
たまごスープには塩分が含まれているため、食べすぎに注意しましょう。1人前を食べるだけなら問題ない量ですが、低カロリーだからと食べすぎてしまうと塩分を過剰に摂取することになってしまいます。
塩分に含まれているナトリウムを過剰に摂取してしまうと、血圧が急上昇し、高血圧などの生活習慣病につながる可能性もあるため、健康にも気を遣いたいかたは注意しましょう。
炭水化物の多い食材を控える
たまごスープを食べるときは、炭水化物の多い食材は控えるとよいでしょう。
たまごスープに春雨などの具材を加えるかたも多いでしょうが、春雨の炭水化物量は1食分10gあたり8.45gとなっており、炭水化物の摂取量が増えてしまうため、ダイエット中などの方は控えることをおすすめします。
炭水化物の多い春雨は避け、前述したようなきのこや海藻類を具材に加えて満腹感を得るようにしましょう。
たまごスープのおすすめアレンジレシピ
たまごスープは、たまごを鶏ガラスープに溶き入れたシンプルなスープであるため具材や味つけなど、アレンジが簡単にできます。
ここでは、たまごスープのアレンジレシピを3つ紹介していきますので、ぜひ試してみてください。
おすすめレシピ1:ナメコと卵のスープ
「ナメコと卵のスープ」は、たまごスープになめこを加えたレシピです。なめこはたまごスープに加える具材として適しているきのこ類の1つであり、カロリーを抑えたまま、たまごスープに不足している食物繊維を補ってくれます。
片栗粉によるとろみになめこのとろみも加わり、冷めにくく、身体を温めてくれる一品でしょう。
おすすめレシピ2:もずくと卵のスープ
「もずくと卵のスープ」のレシピでは、もずくを具材として追加し、1人前あたりのたまごの量を減らしています。
もずくは、たまごスープに追加する具材として適している海藻であり、たまごスープに不足している食物繊維を補うことができるでしょう。
もずくにはとろみがあるため、片栗粉を使わなくてもスープにはとろみがつきます。1人前あたりの卵の量を減らし片栗粉も使っていないため、さらにカロリーが抑えられる点でもおすすめです。
おすすめレシピ3:トマトと卵の中華スープ
「トマトと卵の中華スープ」はトマトを具材として加え、味つけに酢を使い中華味にすることで、酸辣湯風に仕上げたレシピです。
具材には生姜も使われており、トマトと酢によるさっぱりとした味わいのなかに、生姜の辛みも感じることができます。
温まりたいときや、さっぱりとした味わいのスープを飲みたいときにおすすめのレシピです。
たまごスープのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
たまごスープは低カロリーですが、だからといって大量に食べることはおすすめできません。たまごスープのカロリーや含まれている炭水化物量などの値を知り、バランスよく摂取するためにどのような工夫ができるのかを考えてみましょう。
同じ1食のたまごスープでも、食べ方によって身体によい効果を与えることもあれば、栄養バランスの偏りを招くこともあるため、この記事を参考にぜひ試してみてください。