掃除芸人・佐藤満春さんがレクチャー!【超シンプル】2つの洗剤&軍手でできる換気扇とコンロの大掃除方法
2021/12/25
日常生活でつく汚れは、正しい洗剤を使って掃除すれば、『えっ、こんなに簡単に!?』と驚くくらいラクに落とせます。今回は、換気扇&コンロに最も効果的な組み合わせを伝授。楽しみながら試してみて!
<教えてくれた人>
佐藤満春さん
お笑いコンビ・どきどきキャンプのメンバー。名誉トイレ診断士、トイレクリーンマイスター、掃除能力検定5級の資格を持ち、テレビや雑誌、YouTubeなどで掃除術を公開。
換気扇&コンロ
べたべたの油汚れやしつこい焦げも、つけ置きでスルンと落ちやすくなるんです!
1 換気扇フィルターをはずす
フィルターのはずし方は機種によって違うので、取扱説明書を確認し、正しくはずすこと。
2 パーツを重曹でつけ置きする
換気扇フィルター、コンロの五徳、バーナーキャップなどのパーツを、排水口に栓をしたシンクか、大きめの容器に入れる。50~60℃のお湯をはり、汚れている部分が隠れるくらいたっぷりと重曹をふりかける。汚れがひどい場合は、お湯の温度を上げる。
30分ほったらかし。
重曹は完全に溶かさなくてOK
重曹は汚れている部分にしっかりのるくらいたっぷりと惜しみなくふりかける。お湯に溶けきらず、ドロッとしたペースト状になっている状態がベスト。
3 軍手でコンロまわりを拭く
ゴム手袋の上から軍手をつけ、アルカリ電解水を吹きかける。コンロの天板、壁、換気扇カバーなど、汚れが気になる所を拭く。
細かい所は指先を使って。
換気扇の上も忘れずに。
4 つけ置きしていたパーツを洗う
換気扇フィルターや五徳などのパーツをスポンジでこすり洗いして汚れを落とす。
5 水ですすぐ
最後にパーツを水ですすぎ、乾かせば完了。
こびりついていた焦げがスッキリ!
コンロの汁受けにびっしりついていた焦げがほぼキレイになり、輝きが復活。重曹をふりかけたら勝手に焦げが浮き上がってきて、30分後にスポンジでこすったら、スルン!
Before
After
ラップを貼りつけて放置!シンク&蛇口
1 クエン酸を吹きかける
蛇口やシンクの内側全体にクエン酸水をたっぷりスプレーする。
2 ラップを貼りつける
クエン酸水が液垂れしないように、スプレーした部分から順にキッチンラップを貼りつけていく。
30分ほったらかし。
3 ラップを丸めて磨く
30分たったら、貼っていたラップをはがして丸め、蛇口やシンクの内側を磨く。ラップは柔らかいので、スポンジ代わりとして使える。
4 クロスで拭き上げる
水でサッと洗い流し、マイクロファイバークロスで水分を拭き取れば完了。
2つの洗剤使いがポイント!排水口
1 パーツに重曹をふりかける
排水口を開けてパーツを取り出し、排水口の中とパーツに重曹をたっぷりとふりかける。汚れが見えなくなるくらいの多めの量でOK。
2 クエン酸をスプレーする
重曹の上からクエン酸水をスプレーする。重曹とクエン酸が混じると「シュワー」と泡立ち、汚れを効率的に浮き上がらせることができる。
3 スポンジでこする
発泡が収まったらスポンジでこすり、残っている汚れを落とす。最後に水ですすげば完了。
※洗剤を使う掃除では、ゴム手袋の使用をおすすめします。軍手を使う場合、ゴム手袋の上から軍手をはめると手荒れが防げます。
※アルミホイルやスポンジなどによって傷がつかないか、あらかじめ確認のうえ使用してください。
参照:『サンキュ!』2022年1月号「超シンプル大掃除」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。監修/佐藤満春 撮影/林ひろし 構成・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部