【洗濯槽の掃除】塩素系と酸素系どっちがいい?クリーナーの使い方と頻度

2019/01/23

洋服の汚れを落としてくれるはずの洗濯機。でも、洗濯槽クリーナーで定期に掃除をしないと、部屋干しのときに臭くなったり、せっかく洗っても汚れやイヤな匂いがついてしまったりすることがあります。そこで、洗濯槽クリーナーの正しい使い方と頻度をお伝えします。

部屋干しのとき臭くなるのは洗濯槽クリーナーを使わないのが原因かも

洗濯機の掃除をしないと洗濯物が臭くなる原因になるのを知っていますか。洗濯機の内部にある洗濯槽は、使用後とても湿度が高くなるため、カビが生えやすい場所でもあります。定期的に掃除やカビ取りをしないと、衣類にカビや細菌が残ってしまい、特に部屋干しのときに気になるイヤなニオイの原因になることもあります。

洗濯槽クリーナーの使用頻度と注意点

洗濯槽クリーナーの使用頻度は2ヶ月に1度が目安。それ以外にも、洗濯物につく黒っぽい汚れやニオイが気になったら、洗濯槽内にカビが繁殖している可能性があります。専用のクリーナーによる洗浄を行いましょう。お風呂の残り湯でもいいので40〜50度のお湯を使うといいでしょう。

洗濯槽クリーナーを使うときには2つ注意点があります。

1つ目は洗濯槽の洗浄中には衣類を入れないこと。2つ目は塩素系と酸素系など複数のクリーナーを混合して使用しないこと。効果の違うクリーナーを混合してしまうと、それぞれの効果を打ち消してしまうことになります。

酸素系洗濯槽クリーナーの特徴と使い方

酸素系クリーナーはこびりついた汚れやカビを剥がす効果があります。

①ごみ取りネットを外します。
②40〜50℃くらいのお湯を洗濯槽の一番上までため、酸素系クリーナーを入れます。クリーナーの量は適量を守りましょう。少ないと効果が弱くなってしまいます。
③洗いで5〜6分洗濯機を回し、最低でも2〜3時間、できれば一晩放置しておきましょう。ゆっくりと汚れが剥がれていきます。
④浮いてきたゴミをすくい取ります。
⑤しっかりと汚れを落とすためには、洗濯機を回す作業からもう1度行います。
⑥最後に脱水をして終了です。

塩素系洗濯槽クリーナーの特徴と使い方

塩素系クリーナーはカビを分解し、殺菌する特徴があります。

①塩素系クリーナーでのお掃除はとても簡単。塩素系クリーナーを全量入れ、高水位まで給水します。
②槽洗浄モードがあるときには、槽洗浄モードを押して洗濯機を回すだけ。槽洗浄モードがないときには、標準コースで「洗い」~「脱水」まで、洗濯機を回せば完了です。

1年以上洗濯槽を掃除していないときは、酸素系と塩素系の連続使いがおすすめ。その際には、酸素系クリーナーで汚れを剥がしたあとに、塩素系クリーナーでカビを分解・殺菌するという順番が効果的です。

酸素系クリーナーと塩素系クリーナーの商品ラインナップ

購入時は酸素系か塩素系か、用途に合わせて選びましょう。取扱いには十分にご注意を。

酵素系クリーナー

P&G アリエール 洗濯槽クリーナー 250G ×12点セット (洗たく槽クリーナー/カビ取り/Ariel)塩素系非使用のパウダータイプ


カビキラー 洗たく槽クリーナー アクティブ酸素で落とす洗たく槽カビキラー 酸素系粉末タイプ 250g

塩素系クリーナー

カビキラー 洗たく槽クリーナー 洗たく槽カビキラー 塩素系液体タイプ 550g

液体洗濯槽クリーナー 500ml

監修/藤原千秋
大手住宅メーカー営業職を経たあと、Webや雑誌で住まいまわりライターとして活躍する3児の母。現在は並行して家事サービス、商品開発などにも携わる。掃除に関する著書やマスコミ出演も多数あり。



取材・文/サトウヨシコ

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