【連載】親子でエプロンの日 「かしわ餅作り」にチャレンジ!
2017/10/11
5月5日は「こどもの日」! 今年は子どもと一緒に手作りかしわ餅に挑戦してみませんか? 材料はとってもシンプル。電子レンジ加熱対応の保存袋で作れば洗い物も少なくて手軽にできます♪
※餅は、必ず保護者がそばについて少しずつ食べさせるなど、のどに詰まらせないよう注意してください。子どもがワックスペーパーを食べないように注意してください。
1.粉に水を加えて混ぜます
電子レンジ加熱ができるファスナーつき保存袋に、上新粉100gを入れ、水140㎖を加えます。大人が袋の上部分を持ち、子どもがもむようにすると作業しやすくなります。
2.電子レンジで加熱後、よくもみます
1の袋の口を少し開けた状態で、電子レンジで3分加熱。熱いのでやけどに注意しながら、タオルに包んだ状態で大人がよくもみましょう。袋の口をとじ、ボウルに入れた冷水で冷やします。
3.生地をのばし、あんを包みます
大人が の袋を切り開き、餅をゴムべらなどで6~8等分にし、ラップにはさみます。子どもが手やめん棒で平たくし、スプーンであん適量をのせ、包みます。
<2~3歳くらいからおすすめ>
袋の上からもむのは、子どもが大好きな作業。指先が器用になってきたら、粉が入った袋に水を加えたり、めん棒でのばしたりするのにも挑戦してみて!
<小学生になったら>
工作気分で、ワックスペーパーでかしわの葉を作るのにもチャレンジを。その際、食べ物を包むものだからキッチン用のはさみを使うことを伝えると、衛生観念も身につきます。
【プロからのアドバイス】
作り方も簡単な和菓子は 子どもと作るのにぴったり
手作りの和菓子というとむずかしく思えるかもしれませんが、実は材料も道具もシンプル。今回のレシピはさらに耐熱の袋を使って簡単に作れるよう考えてみました。だんごや餅、あんの材料は、元々お米だったり、豆だったりと、食事に近いものが使われています。ヘルシーだから、親子ともに罪悪感なく食べられるところもおすすめです。
◆食育の専門家 上田淳子さん
料理研究家。雑誌やテレビ出演などで活躍する一方、双子男子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も行う
撮影/大森忠明 スタイリスト/渡部和泉 構成・文/松崎祐子