脱・汚い家!「スッキリきれいな家」が叶う4つのやることリスト
2022/05/03
雑誌やSNSで見かけるいつもスッキリきれいな家。素敵ですよね。憧れがあっても実際の家は汚れてスッキリしないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、そんな汚れた家から脱出するためにやるべき4つのことを整理収納アドバイザーの中里愛子さんにお伺いしました。
1.ものを減らす
収納に入れっぱなしにして使っていないものはありませんか?それらを減らすだけで、今部屋に出しっぱなしになっているものを収められるようになります。そもそもものがなければ散らかることもありません。さらに掃除もしやすくなります。
2.しまいやすい収納にする
「取り出しやすい収納」を考える方は多くいらっしゃいますが、いつもキレイな家にするには「しまいやすい収納」のほうが重要です。ひとはものを必要とするとき、手間がかかってもがんばって取り出すことをします。しかし使い終わったものに関しては、取り出すときと同じ熱意でしまうことはできません。使い終わった時点でそのものへの意識がほぼなくなってしまうからです。
そのため、ものを使った流れで片づけられるよう、使い終わる場所に収納場所をつくったり、放り込むだけなどシンプルな収納法を取り入れましょう。
3.掃除道具をすぐに取り出せる場所におく
汚れは時間の経過とともに頑固になります。頑固になるとさらに掃除するのが億劫になって常に汚れた環境になってしまいます。汚れは汚れたときに掃除すると非常に簡単で楽に取り除くことができます。また常に美しい状態が維持できますよね。
机の上にウェットシートを置いたり、すぐに手の届く位置にモップや箒などを設置しておくと簡単に掃除ができるようになります。
4.1日1回リセットする
使い終わったらすぐに片づけるのが一番だと分かっていても、できないことも多いですよね。
片づけられなくても大丈夫です。ただ1日1回リセットする時間を決めて片づけを溜め込まない意識を持ちましょう。
リセットする時間は、寝る前、朝起きたあと、夫が出勤したあと、子どもが学校へ行ったら…などいつでもOK。ただご自身が一番余裕のある時間に設けるといいですね。
スッキリきれいを維持するポイントは、ものとのかかわりをシンプルにし、片づけや掃除を溜めこまないことです。
すでにものとの関係が複雑になってしまい、片づけも掃除も溜め込んでしまった人はリセットするのに一筋縄ではいきません。毎日少しずつ進めたり、家族で一気にリセットするのもいいですが、最近では家事代行サービスや整理収納サービスも気軽に頼めるようになっています。
サービスを利用し、きれいになったあと、それを維持するように努めるのもいいのではないでしょうか。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus。