見逃さないで!家が散らかりはじめる4つのサイン
2022/07/19
気がつくと部屋が荒れ放題になっていませんか?
そうなる前に何とかしたいですよね。そこで、注意したい散らかりはじめる4つのサインを整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子さんに教えていただきました。
1.床にものを置き始める
ものをとりあえず床に置いていませんか?
椅子やテーブルなどのスペースにものを置いてしまうと、そのスペースが使えなくなってしまうため、つい床に置いてしまいがちです。
床は大量にものを置くことができるため、一度置き始めると加速度的に状況は悪化します。そうなると簡単に片づけられなくなってしまうのです。
「とりあえず置き」をしないのがベストですが、どうしてもすぐに片づけられないときは、普段使っているテーブルや椅子の上に置くようにしましょう。そこを使う際には片づけないと使えないという状況にしてしまえば、散らかってはいきません。
もしテーブルや椅子がもので埋まった状態でも生活が回っていくなら、そもそもそのテーブルや椅子自体が今の生活に不必要なものかもしれません。撤去して、ものが置きっぱなしにならない環境を整えましょう。
2.探し物があったとき
本来置いてあるはずの場所にものがないときは、どこかに「とりあえず置き」されているということです。
また、ものはものに埋もれて見つけられなくなっていることが多く、探し物があるということは、散らかっているということです。探し物があったら、部屋全体の整理整頓にとりかかりましょう。
3.未開封のものがある
買ってきたもの、頂き物、郵便物、通販で届いた段ボールなど、未開封のまま放置されていませんか?
買うことだけで満足感を得ていたり、あとで確認しようと思っているものは、時間が経つと一層興味が薄まり、いつまでも放置しがちです。家の中にものが取り込まれたら、その日のうちに確認し、あるべきところに収納しましょう。
4.スケジュール管理がうまくいかなくなったとき
明日は何するんだっけ?今週の予定は何があったかな?など自身のスケジュールが曖昧になっていませんか?
頭の中が整理されていなければ、部屋も当然整理ができなくなってしまいます。今日することでいっぱいいっぱいになってしまう生活では、必要なものの準備も、不必要なものの判断も出来ません。一息入れて、頭も部屋も整えていきましょう。
散らかりはじめるサインに気づいたときは、その都度リセットするように心がけましょう。今度にしようと先延ばしすればするほど、リセットが難しくなり、なかなか抜け出せなくなってしまいますよ。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus
編集/サンキュ!編集部