「この家、散らかっていそう……」と思われる玄関の共通点って?片づけのプロが指摘!
2022/09/18
玄関は「家の顔」ともいわれ、そこに住んでいる人の印象を左右するものです。
そこで今回は、「散らかっていそう…」と思われてしまう玄関の共通点について、整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子さんにお伺いしました。
実は玄関に入る前から悪印象になってしまう
玄関の前に、傘や子どものおもちゃ、枯れた植物、ガーデニンググッズ、季節外れのお飾りなどが放置されていませんか?
出しっぱなしは「やりっぱなし」です。ものが管理できない印象が伝わってしまいます。不要なものは排除し、外置きするものでも玄関の死角に置くようにしましょう。死角がない場合は、ものはフックに掛けたり棚に置いたりして、最低限「床置き」は避けましょう。
靴の乱れは家全体の乱れ
玄関に多くの靴が放置されていませんか?その靴は汚れていませんか?
靴が出しっぱなしになっていると、玄関が乱れやすくなってしまいます。また下駄箱からあふれでた様子は、来客者に「整理できない人」とアピールするようなものです。さらに靴がひどく汚れていると、見た目に悪いだけでなく、臭いも発生し家全体が不潔な印象になります。
靴はしっかりメンテナンスし、家族の人数以上の靴が出しっぱなしにならないようにしましょう。
玄関の脇に置かれた荷物
玄関につながる廊下の脇に、ものが置きっぱなしになっていませんか?
家全体がとくに散らかっているかたは、共通して通路の半分が物置化されています。通販で買ったもの、外から持ち帰ったもの、捨てようと思っているゴミ、人から頂いたもの…。そういったものがとりあえず置かれて、状況は悪化していきます。
本来、廊下は「通路」であって、ものを置く場所ではありません。ものを置き始めると、住人は日常化し気にならなくなってしまいますが、来客者は圧迫感と雑多な印象を受けます。雑な生活を想像されてしまうのです。
玄関が整っていると、その家のていねいな生活が想像できます。逆に第一印象が悪いと、その先の部屋がいくら片づいていても、悪印象を払拭しきれません。玄関を整えて好印象を手に入れてくださいね。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムは、@ouchi_plus
編集/サンキュ!編集部