野菜のプロが教える!旬のとうもろこしのおいしすぎる食べ方

2022/07/25

子どもから大人まで好きなかたも多いとうもろこしですが、丸ごと楽しめるのは旬の時期だけ。スーパーで並ぶようになると季節を感じます。

缶詰も手軽でおいしいですが、どうせなら旬の味わいを楽しみたいですよね。

今回は野菜ソムリエで簡単レシピを日々発信しているサンキュ!STYLEライターのhiroさんに旬のとうもろこしのおいしすぎる食べ方を教えていただきました。

旬の季節に1度は食べておきたい、炊き込みご飯です。

管理栄養士、野菜ソムリエの資格を生かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあ...

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とうもろこしの炊き込みごはん

とうもろこしをシンプルに味わうには、炊き立てご飯がベスト。

バターとほんのちょっとのお醤油をかけるとおかわりが止まらない味わいに。簡単だけど、確実においしい定番メニューです。

<作りかた>
材料(ご飯2合分):お米2合、とうもろこし1本、塩小さじ1/2~、水2合分、バター、醤油少々

1.とうもろこしの粒を包丁などでそぎ切りにする
2.とうもろこしの粒と芯の部分をいっしょに乗せ、通常通りの水量と塩を入れたら炊く
3.炊き上がったら、芯を取り除いて全体をよく混ぜる
4.お椀に盛りつけ、バターを乗せたらお好みで醤油をかけていただく

とうもろこしの栄養

乾燥とうもろこしは、米・小麦に並ぶ3大穀物ですが、野菜として食べられているのは未成熟の状態。
加熱すると黄色が鮮やかになり、よりおいしそうに見えます。

このとうもろこしの鮮やかな黄色は、ゼアキサンチンとうカロテノイドの一種。
視力低下や動脈硬化などを予防に役立ちます。

ほかにも水化物やビタミン類、カリウムなどの栄養も含まれているので、暑い季節の栄養補給にもぴったり!

ただ気になるのが、体内でつくることができないたんぱく質の1種で必須アミノ酸の「リジン」が不足していること。

そこで足りないリジンを補うためにおすすめなのが、肉や卵、乳製品。

お肉の付け添えにしたり、ポタージュにして食べるとおいしく栄養の補給することができますよ。
枝豆にも含まれるので、いっしょにサラダに添えていただきましょう。

保存方法

生で食べられるとうもろこしもありますが、スーパーで販売されている品種は食べる前に加熱処理が必要です。
収穫後は急速に栄養価が落ちてしまうのため、買ってきたら早めに作業するようにしましょう。

皮のままゆでたり、電子レンジで加熱する方法もありますので、楽な方法を選んでみてくださいね。

とうもろこしをおいしく食べるためには、水分の蒸発を防ぐことが大切。
加熱したら温かいうちにラップに包んでおけばおいしさをキープできます。

すぐに食べない場合は粒をカットして冷凍しておくと、凍ったままスープに入れたり、炒めものにも使えて便利ですよ。

旬のとうもろこしを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツや簡単すぎる時短レシピを発信中。Instagramは@gk_hiroka

編集/サンキュ!編集部

 
 

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