献立を立てると立てないでは月に【1万2000円】の差が!? 超人気主婦が伝授する献立の立て方
2022/09/17
食パン、サラダ油、調味料……。この1年で、食品の価格はどんどん上昇しています。それに比例して、いつのまにか月々の食費もアップしていませんか?そこで『サンキュ!』は、食費節約の秘策として「献立ノート」を提案します!
<教えてくれた人>
くぅちゃん(41歳)
時短節約家として、献立や節約についてSNSやYouTubeで発信するインフルエンサー。ライフスタイルショップ「chotto」でオリジナルの献立ノートを販売中。
Instagram:@megum.nakano
中2と小5の食べ盛り男子がいても!
□食費:月4万5000円
□買い物頻度:週1まとめ買い+ 買い足し1回
□よく行くスーパー:ジャパンミート、業スー、西友
献立を立てている人ほど食費が低かった!
「予算と献立を決めて買い物に行くと、ムダ買いやうっかり買いが減って自然と食費が下がります!」と力強く語る、節約達人のくぅちゃん。そう、買い物のムダが減れば自然と食費は下がるんです。『サンキュ!』のアンケートでも、予算と献立を立てて買い物に行く人は、何もせずに買い物に行く人より、約1万2000円も月の食費が安いことがわかっています。食費アップに悩むなら、"献立を立てる"ことから始めませんか?
『サンキュ!』読者にアンケート※
Q あなたは献立を立てていますか?
約4割が献立を立てている!
Q 献立を立てることで節約効果を感じますか?
9割近くが節約効果を実感!
※献立を立てていると回答した人(n=84)
Q 買い物前に予算を立てていますか?
※『サンキュ!』モニターアンケートより( 22年5月実施、回答者数222人)
1カ月の食費の平均額を比べてみると…… ※4人家族の食費平均額で比較
買い物前に献立と予算を立てている人【平均4万5755円】VS献立と予算を立てていない人【平均5万7318円】
なんと!月約1万2000円も食費に差がある!
食費が下がる献立ノートの使い方
今までなんとなく買い物していた人は、何を買うかメモして買い物に行くだけでムダ買いが減るのを実感できるはず。そんな献立ノートの使い方をくぅちゃんが伝授します。
食費を下げる方程式
予算を守って買う+食材を使い切る=食費が下がる!
1 週予算をノートに書く
自分が決めた「予算」の死守が食費減のキモ。くぅちゃんは、ウエルシアのお客様感謝デーにまとめて買う調味料代5000円を抜いた4万円を4週で割って、週1万円を予算にしています。
2 残ってる食材をリストアップする
冷蔵庫をチェックして、使い残している食材とその量を書き出します。献立を考える前に今ある食材を把握することで、使い忘れて食材を傷ませたりムダにしたりすることをなくします。
3 1週間分の献立を立てる
残っている食材をその週で必ず使い切れるように、1週間分の献立を考えます。例えば、残っている大根やにんじんを消費できるように、日曜日はかき揚げにしようと決めるとムダなし。
4 買い物リストをつくる
1週間分の献立を立てたら、必要な食材をリストアップして「買い物リスト」を作成。この時点で予算オーバーしそうだなと感じたら、なくてもよい食材を省いたりして調整します。
献立をなかなか決められない人はマイパターンをつくろう!
献立を考えるのが苦手という人は、曜日によって作る料理のジャンルを決めておいたり、得意な料理を献立ノートに書いておくのがおすすめ。献立が考えやすく、ラクになりますよ!
くぅちゃんのマイパターン
1 曜日でメニューを固定する
月曜日は傷みやすい魚の日、木曜日は長男が塾で帰宅が遅いから手軽に作れる一品ごはんの日など、曜日ごとにテーマがあると献立が立てやすい!
日 リクエストデー
月 魚の日
火 揚げる日
水 焼く・炒める日
木 焼く・炒める日
金 麺の日
土 在庫一掃デー
2 作れる料理をリスト化する
「何を作ればいいか思い浮かばない!」というときのために、得意な料理や家族ウケがよかった料理をリストアップ。リストにある主菜、副菜を組み合わせるだけで献立が即決!
参照:『サンキュ!』2022年10月号「値上げ時代こそ『献立ノート』で食費を下げよう!」より。掲載している情報は2022年8月現在のものです。撮影/林ひろし、くぅちゃん 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部