【掃除スペシャリスト伝授】洗面台につく茶色の汚れの原因は?クエン酸と重曹で簡単に掃除できちゃいます
2022/10/10
蛇口の根元にあるこすっても落ちないガチガチの茶色の汚れ、洗面台ボウル全体にうっすらとつく茶色い汚れ、この2つはどちらも共通の原因があるんです!でも、これらもクエン酸水と重曹掃除をすれば、汚れもくすみもないピカピカのキレイな洗面台がよみがえります!
「こまった」を抱える人と、それを解決するプロをつなぐオンラインサービス「くらしのマーケット」さんに、具体的な方法を紹介してもらいました。
おしえてくれたのは: くらしのマーケット
くらしのマーケットは、ハウスクリーニング・引越し・不用品回収など、200種以上の暮らしのサービスをオンライン...
洗面台の茶色の汚れは水垢が原因!
蛇口の根元などにこびりつく茶色の汚れの原因は水垢!
蛇口の根元はつなぎ目になっているため、水が残りやすい場所。
残って溜まっていた水が蒸発して、また溜まって...を繰り返しているうちに、水の中にあるカルシウムなどが積もってガチガチの茶色汚れになるんです。
本来、水垢は白いのですが、たとえば、洗顔後のファンデーション、手洗い後の泥汚れや皮脂などのさまざまな汚れが、水垢にプラスされていくことで、茶色に変わっていくんです。
洗面ボウル全体のうっすらとした茶色の汚れや、水をためて抜いた後に輪になって残る茶色汚れは、洗面ボウルに付いた水垢に汚れが付着したものです。
きれいな状態では洗面ボウルはつるんとしているので、汚れのほとんどは水と一緒に流れ蛇口の根元のようにガチガチの茶色汚れにはなりません。しかし、基本的な茶色汚れの原因は同じなのです。
洗面台の茶色の水垢汚れはクエン酸で落とす!
水垢はアルカリの汚れです。
反対の性質をもつ酸性のクエン酸を使って、汚れを中和させ、緩めて落とすのがポイントです。
料理に使うお酢も酸性なので、クエン酸が手元にない場合は、臭いが気にならなければお酢での掃除も可能ですよ。
クエン酸スプレー作り方と掃除方法
クエン酸水の作り方
水200ccに対し、クエン酸小さじ1をよく溶かして、スプレーボトルに入れる
洗面台の茶色汚れのクエン酸掃除法
【1】キッチンペーパー(ティッシュペーパーでもOK)を準備。また、手荒れを防ぐために手袋を用意
【2】水垢のある場所にクエン酸スプレーを吹きかけて、汚れにパックするようなイメージでキッチンペーパーをはりつける隠れ水垢もあるので、汚れていそうな部分にもはりつける
【3】上記【2】の上から、再度クエン酸スプレーをかけて1時間ほど放置する(ガチガチ汚れがひどい場合は、長めに2~3時間放置する)
【4】途中で乾きそうなら、ラップをかけて乾燥を防ぐ
【5】時間がたったら、キッチンペーパーを取り除き、蛇口の根元は掃除用ヘラorプラスチックカードで汚れをこそげ取る。洗面ボウルは、ナイロンたわしでこする
※水垢が取れない時は、放置時間を長めにして、【2】から繰り返す。
水垢がとれたのに、スッキリしない場合は重曹
水垢が取れても、洗面台の色がくすんでいる場合は、クエン酸スプレーを水で流した後に重曹で仕上げ掃除をしましょう。
重曹ペーストの作り方
重曹100gに対し、大さじ2杯の水を加える。トロっとしてきたらOK!水の量は様子を見ながら調節する
【1】手荒れを防ぐために手袋をつける
【2】洗面ボウルと蛇口の付け根など、気になるガチガチ茶色汚れ部分に重曹ペーストを塗る
【3】重曹ペーストの部分をスポンジで磨く。重曹の粒子が研磨剤の役目をして、茶色汚れを取り除きます。
洗面台のガチガチ茶色汚れもクエン酸と重曹で落とせる
クエン酸と重曹はナチュラル掃除に人気のアイテムです。ガチガチになった水垢も、放置時間を長くすると落ちるので、一回で落ちなくても諦めずに、再トライしてくださいね。
どうしても洗面所の掃除をする時間がないという場合は、プロの事業者に依頼するのも手です。
水垢と汚れが落ちると洗面台が明るくなります。毎朝のスタートを切る場所です。気持ちよく使えるようきれいにしておきましょう。