白の背景で白豆腐

「豆腐」は冷凍保存できる?上手な保存についてやおいしい活用レシピを紹介

2022/10/27

豆腐が余ってしまって使いきれないという経験がある方は多いのではないでしょうか。この記事では、豆腐の冷凍保存方法や活用レシピを紹介しています。正しい方法で冷凍保存すると保存期間を延ばし、いろいろなレシピに活用できます。冷凍豆腐をレパートリーに加えてみましょう。

冷凍豆腐の保存期間は?

豆腐は冷凍することで1カ月程度保存が可能です。

豆腐は冷蔵庫で保存すると保存期間が2~3日のため、長持ちする食品ではありません。しかし、買いすぎてしまった、使い忘れてしまったなど、保存期間内に使いきれなくなってしまった場合は冷凍する方法がおすすめです。

冷凍した豆腐は木綿豆腐の場合、食感はそのままですが、絹豆腐は食感が変わってしまいます。その点に注意した上で、用途に合わせて冷凍しましょう。

豆腐をおいしく冷凍する方法

シルク豆腐チーズ
NatashaBreen/gettyimages

豆腐のおいしさを保ったまま、冷凍する方法は主に2つあります。

未開封であれば、パックに入れたまま冷凍できるため、手軽で便利です。また、食べきれないなどで、開封してしまったあとの使いかけの豆腐でも冷凍できます。

この2つの冷凍方法を詳しく紹介します。

未開封ならパックのまま冷凍可能!

未開封の豆腐は、パックのまま冷凍してしまいましょう。

買いすぎてしまったり、いただいたりと豆腐が保存期間内に食べきれなくて困った経験がある方もいるのではないでしょうか。このようなときはパックしたまま、冷凍庫へ入れれば保存期間を延ばせます。

未開封のものでも、豆腐のパックに傷がついて空気に触れてしまわないように、パックごと冷凍保存袋に入れておくと安心です。

余った豆腐の冷凍方法

余ってしまった豆腐の場合は、使いやすい大きさにカットして冷凍しましょう。

レシピや家族構成によっては、豆腐が余ってしまうこともあります。また、解凍することを考えて、カットしてから冷凍するのもおすすめです。小さくカットしておくことで、解凍時間の短縮になります。

カットしてから冷凍する方法を詳しく紹介します。

1:豆腐を食べやすい大きさにカットする

開封後の豆腐は食べやすい大きさにカットしてから冷凍すると解凍がラクになります。

余ってしまった豆腐でも食べやすい大きさにカットしておけば小さくなるため、冷凍も解凍も早くできます。

食べやすい大きさにカットしておくことのメリットは何と言っても調理のしやすさです。豆腐を使いたいときはすでにカットされているため、そのまま調理できて便利です。

2:水分を拭き取ってからラップに包む

カットした豆腐はキッチンペーパーで水分を取り、1個1個がくっつかないように置いて冷凍することがポイントです。

豆腐を置くときは隙間を開けたり、間にラップを挟んだりして冷凍しましょう。1つにまとめて冷凍してしまうと、そのままくっついて凍り、分けにくくなってしまい、全部解凍しなくてはいけなくなってしまいます。

冷凍するときは金属製のバットの上に乗せておくと早く冷凍できます。

3:冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫へ

小分けしてラップで包んだ豆腐は、さらに密閉できる冷凍用の保存袋に入れてから、冷凍庫に入れましょう。

食品を冷凍するときに注意しなければいけないのは、食品が空気に触れて、食品中の水分が蒸発してしまうことです。水分が蒸発することで乾燥してしまうのはもちろんのことですが、食感が変わってしまうこともあります。

そのため、ラップできっちりと包んだ上で、冷凍保存袋に入れ、中の空気を出してから密閉して冷凍するとよいでしょう。

冷凍豆腐の解凍方法

白い背景に隔離された豆腐のブロック
Prostock-Studio/gettyimages

冷凍豆腐を解凍するときは、自然解凍する方法と電子レンジを使って解凍する方法の2種類がおすすめです。

料理に使うまでに時間があるときは自然解凍、時間がないときや食感を変えたいときは電子レンジを使うとよいでしょう。

この2つの方法の詳しい手順を紹介します。

自然解凍

冷凍豆腐を自然解凍するときは、常温に置いておいたり、流水にあてたりして解凍しましょう。

1パックそのまま冷凍した場合は、豆腐に厚みがあるため、中まで解凍するのに時間がかかってしまいます。

解凍に数時間から半日程度はかかるため、すぐに使いたいときにはむいていない方法です。あらかじめレシピが決まっているときは、余裕を持って早めに解凍を始めておきましょう。

電子レンジで解凍

冷凍豆腐は、電子レンジで素早く解凍することもできます。

電子レンジでの解凍は、解凍モードを使うと便利です。ラップで包まれたままの状態の豆腐を耐熱皿に乗せて、解凍しましょう。1丁まるごとであれば30分程度、食べやすい大きさにカットしたものであれば、15分程度が目安です。

600w程度で冷凍豆腐の表裏をそれぞれ2分程度、温めることで肉っぽい食感にすることもできます。粗熱を取ってから水分を絞りましょう。

冷凍豆腐の活用レシピ

それでは、冷凍豆腐を使って料理してみましょう。

冷凍豆腐を解凍して、肉っぽい食感を出すことでおいしくなるレシピや、忙しいときにも簡単に作れるおすすめレシピを紹介します。

レシピのレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。

豆腐チキンバーグ

出典:E・レシピ

鶏ひき肉と解凍した冷凍豆腐を使ってヘルシーな豆腐チキンバーグを作りましょう。

電子レンジで解凍することで水分が抜け、ハンバーグに使いやすい状態になります。自然解凍する場合はしっかりと絞って水分を抜いておきましょう。

ケチャップやソースだけでなく、白だしを使った和風ソースやおろしポン酢など、お好みのソースに何でも合うふんわりヘルシーなハンバーグです。

豆腐入り大葉つくね

出典:E・レシピ

つくねに豆腐を入れることでふんわりとした食感を楽しめます。

電子レンジで肉っぽい食感に解凍した冷凍豆腐を使うと、より食べ応えが増します。自然解凍する場合はしっかりと水分を切っておきましょう。

食卓にもお弁当にもぴったりの1皿になります。

豆腐の冷凍保存を活用してみよう

豆腐を冷凍する方法を紹介しました。豆腐は冷蔵だと長持ちしないため、保存期間内に食べきれない場合は早めに冷凍保存してしまいましょう。

豆腐を冷凍保存するときのコツは、小分けにしてラップで包み、冷凍保存袋に入れ、空気に触れないように密閉して冷凍することです。

解凍するときはあらかじめレシピが決まっていれば前日から解凍を始め、時間がないときや肉っぽい食感を楽しみたいときは電子レンジでの解凍がおすすめです。

紹介した活用レシピを参考に便利な冷凍豆腐を使った1皿を増やしましょう。

※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。

参考にしたサイト

 
 

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