「ブルーベリー」は冷凍保存が便利!上手においしく保存するためのテクニック
2022/12/22
ブルーベリーのおすすめな保存方法を知っていますか。今回はブルーベリーを冷凍保存するうえでのポイントや注意点を解説し、また冷凍ブルーベリーのアレンジレシピについても紹介します。ぜひ本記事を参考に、ブルーベリーをお楽しみください。
- ブルーベリーはジッパー付きの冷凍用保存袋で冷凍するのがおすすめ
- ブルーベリーをおいしく冷凍保存するときのコツは4つ
- 1:できるだけ収穫から時間の経っていない新鮮なものを冷凍する
- 2:傷んだ実は取り除く
ブルーベリーはジッパー付きの冷凍用保存袋で冷凍するのがおすすめ
日持ちしづらいブルーベリーを保存する場合は、ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れて冷凍保存するのがおすすめです。
ジッパー付きの保存袋に入れることで乾燥を防ぎ、おいしさはもちろん、栄養も保ったまま長期保存ができます。
以下より保存方法や注意点、冷凍ブルーベリーのアレンジレシピについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ブルーベリーをおいしく冷凍保存するときのコツは4つ
ブルーベリーをおいしく、栄養を落とさずに冷凍保存するポイントは4点あります。長期保存するうえでも重要なポイントですので、よくお読みになって実践してみてください。
- できるだけ収穫から時間の経っていない新鮮なものを冷凍する
- 傷んだ実は取り除く
- 水洗いしたあとの水気をしっかり拭き取る
- 最初に小分けしておくと便利
1:できるだけ収穫から時間の経っていない新鮮なものを冷凍する
ブルーベリーは収穫してから時間が経っていない、新鮮なものを冷凍保存することで、栄養を閉じ込めたまま保存することが可能です。
ブルーベリーは収穫してから時間が経つにつれて、どんどん栄養が失われていきます。そのため、生のまま保存されたブルーベリーと比べ、冷凍保存したものの方が栄養価が高い傾向があります。
またブルーベリーに含まれている栄養の種類によっては、冷凍することで増加するものもあると言われています。
スーパーなどのお店で購入する際も、いつ収穫されたものなのか調べてから購入するとよいでしょう。
2:傷んだ実は取り除く
傷んだブルーベリーを一緒に保存すると、ほかの実も傷んでしまうので、保存する前に取り除いておきましょう。
実の表面にカビが生えている、皮が破れて汁が出ている、こういったブルーベリーは傷んでしまっているので取り除いてください。傷んだ実から出た汁が、ほかの実に付いてしまうことでカビの原因になります。
また実の中にカビが生えている場合もありますので、カビ臭い実も要注意です。
実の色が変色して白っぽくなっている、実の中が茶色っぽくなっている、やわらかくなった実、こういったブルーベリーも劣化が進んでいるため保存には向いていません。保存はせず、早めに食べてしまいましょう。
3:水洗いしたあとの水気をしっかり拭き取る
ブルーベリーの皮がやぶけないように優しく水洗いし、洗ったあとはキッチンペーパー等でしっかりと水分を拭き取りましょう。
水分を拭き取ることで、冷凍したときに水分が凍って実同士がくっついてしまうことを防ぎ、取り出しやすくなります。
また水分が残ったまま凍らせると霜の原因にもなり、傷みやすくなってしまいますので注意しましょう。
4:最初に小分けしておくと便利
ブルーベリーは大きな袋に全て入れてしまうのではなく、小さめの袋に小分けにして保存しましょう。
大きな袋に全て入れてしまうと、取り出すたびにほかの実が溶けたり凍ったりを繰り返し、劣化が進んでしまいます。しかし、小分けにすることで使う分だけ取り出すことができるため、ほかの実への影響を少なくすることが可能です。
また温度の変化を減らすために、ブルーベリーは冷凍庫の取り出し口付近ではなく、奥の方に保存しましょう。
ブルーベリーの解凍方法
ブルーベリーの解凍方法は、用途によって使い分けるとよいでしょう。
例えばジャムなどの加熱調理に使用する場合は、常温で30分ほど置くことで解凍され、調理しやすくなります。
ケーキなどのトッピングに使用する場合は、もちろん凍ったままのブルーベリーをトッピングしてもよいですが、冷蔵で30分ほど置くことで使う頃にはちょうどいい解凍具合になっているでしょう。
スムージーなどを作る場合は、解凍せずにそのまま調理することで、冷たく、シャリシャリとした食感を楽しむことができます。
また冷凍したブルーベリーは解凍することで、生のブルーベリーよりやわらかくブヨブヨになってしまいます。見栄えを気にする場合は注意しましょう。
冷凍ブルーベリーの保存期間は?
冷凍したブルーベリーは3〜6カ月ほどの保存ができ、保存状態によっては最長で1年ほどの保存も可能です。
ただし冷凍保存しているうちに、どんどん水分が抜けて乾燥していってしまいます。長期保存ができるとはいえ、あまり長引かせず、おいしいうちに食べることをおすすめします。
冷凍したブルーベリーの活用レシピ
冷凍したブルーベリーは様々なアレンジが可能です。そこで冷凍ブルーベリーを使ったアレンジレシピを3つほど紹介します。
またレシピによって解凍方法が異なりますので、レシピをよく読んで調理しましょう。
ブルーベリーヨーグルトスムージー
こちらは冷凍ブルーベリーを、解凍せずに調理するレシピです。
材料をブレンダーに入れて混ぜるだけの手軽にできるレシピなので、朝ごはんなどにもぴったりなレシピでしょう。見た目にも鮮やかで、ブルーベリーとヨーグルトのさっぱりとした酸味を味わえます。
材料の中にははちみつが含まれていますが、甘みを少なくしたいという方は入れなくてもよいですし、砂糖でも代用可能なので好みに合わせて調理することができます。
ヨーグルトブルーベリーケーキ
こちらは冷凍ブルーベリーを、常温で30分ほど解凍してから調理するレシピです。
解凍したブルーベリーは加熱してブルーベリーソースを作ります。これを生地に混ぜることで、ケーキがマーブル模様になるので見た目にも楽しめます。
生地にヨーグルトも入っているため甘すぎずさっぱりとした味わいで、できあがったケーキは冷凍保存も可能です。
ブルーベリーの冷たいスープ
こちらは冷凍ブルーベリーを、解凍せずに調理するレシピです。
ハンガリーのフルーツスープをアレンジしたレシピで、材料をミキサーで混ぜるだけで手軽にでき、はちみつの甘さとスパイスの刺激を味わえるでしょう。
ブルーベリーの保存は冷凍を活用しよう
冷凍したブルーベリーは常温、冷蔵保存と比べ、長期保存ができる果物です。
ブルーベリーが流通する時期は大体5〜8月頃です。この間に新鮮なブルーベリーも楽しみつつ、しっかり保存処理をして冷凍しておけば、翌年流通するときまで冷凍ブルーベリーで楽しむことができるでしょう。
1年を通して楽しめるブルーベリー、ぜひ本記事を参考に冷凍保存し、アレンジレシピもお試しください。