白い背景にマンゴー

「マンゴー」は冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?アレンジレシピも紹介

2022/12/23

マンゴーが冷凍保存できることをご存知でしょうか。この記事では、マンゴーの冷凍保存方法や解凍方法、注意点、アレンジレシピをご紹介します。正しく冷凍保存すると常温や冷蔵よりも長持ちし、いつでも使えて便利です。ご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

マンゴーを冷凍するときの注意点

マンゴーを冷凍するときに注意したいのが、完熟させたものを使うことで、未熟な場合は追熟が必要です。

マンゴーは完熟してから甘みが増す特徴があり、未熟な状態で冷凍してもおいしくいただけません。既に完熟したマンゴーはすぐに冷凍保存できますが、まだ完熟していない場合は常温保存して追熟させましょう。冷蔵庫に入れると追熟が進みません。

常温保存の方法は簡単で、マンゴーをペーパータオルまたは新聞紙に包んだら購入時についていたフルーツネットをかけ、ポリ袋に入れて直射日光やエアコンの風が当たらない場所に保存するだけです。

マンゴーはカットしてから冷凍するのがおすすめ

マンゴー
hungryworks/gettyimages

マンゴーは、皮と種を取り除いて食べやすいサイズにカットしてから冷凍保存しましょう。カットせずにそのままの状態で冷凍すると、硬くなって食べるときや調理のときに扱いにくくなります。

それでは、冷凍するまでの具体的な手順やコツを詳しく紹介していきます。

1:マンゴーを縦方向に3枚に切り分ける

まず、中央の種に当たらないようにしながら、縦の方向へ3枚に切り分けましょう。

種に当たらないように切るコツは、独特の種の形を予め理解しておくことです。マンゴーの種は平べったい楕円形のため、上から見たときに両サイドを切り落とすようなイメージでカットするとよいでしょう。

2:マンゴーに格子状の切り込みを入れる

マンゴーを3枚にカットしたら、種の入っていない2枚を皮がついた状態のまま、格子状に切り込みを入れましょう。具体的には、皮の部分を下にしたマンゴーを手のひらにのせて、皮を切らないように気をつけながら包丁で縦横に3~4本くらいの切り込みを入れます。

3:マンゴーの皮を果肉に向かって両手で押し込む

格子状の切れ目が入ったら、マンゴーの皮を果肉に向かって両手で押し込みましょう。皮を破かないように注意するのがコツで、両手で両端を持ち上げて中央を指先で押します。この作業をすることにより果肉がサイコロ状に広がるため、この後の切り離しがスムーズになります。

4:皮と果肉を切り離す

果肉がサイコロ状に反り返ったら、包丁を使って皮と果肉の間を切り離しましょう。この工程を飛ばしてそのまま皿に盛り付け、食べるときにフォークで皮から果肉を外すという方法もあります。

5:種の周りの果肉も切り離す

最初に切り分けた3枚のうち、残りの1枚の種が入った部分にも果肉がたっぷりと入っています。包丁を使って種の周りを一周するように切り離し、皮を取って食べやすいサイズにカットしましょう。

6:ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れて冷凍する

カット後に断面から出てくる果汁をキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい分量ごとに分けて食品用ラップでしっかりと包んだら、ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。

この工程でのポイントは、食品用ラップで包むときに断面同士を密着させることです。空気に触れる部分をできるだけ少なくしましょう。

冷凍したマンゴーの解凍方法

甘い熟したマンゴーとパパイヤ
Arx0nt/gettyimages

冷凍したマンゴーは、凍ったままや半解凍で使うのがおすすめです。マンゴーは冷凍保存が可能な果物ですが、一旦冷凍保存にすると元の食感には戻りません。完全に解凍すると果肉の食感が悪くなり、おいしさが損なわれます。

一度冷凍したマンゴーは解凍せずにフローズンヨーグルトにしたり、半解凍にしてシャーベットにしたりする食べ方があります。誤って完全解凍した場合は、マンゴージュースやマンゴーシェイクなどの食べ方がおすすめです。

冷凍したマンゴーの保存期間は?

マンゴー
atoss/gettyimages

完熟状態のマンゴーを冷凍した場合、保存期間の目安は約1カ月です。常温保存は収穫日から完熟まで約1週間、冷蔵保存は完熟してから約5日間が保存期間の目安であることを考えると、いかに冷凍が長期保存であるかがわかるでしょう。

ただし、あくまで保存期間の目安であり、保存の仕方によってはこれよりも早く風味やおいしさが損なわれる場合もあります。冷凍であっても、おいしいうちにできるだけ早く使いましょう。

冷凍したマンゴーの活用レシピ

冷凍したマンゴーはそのままでもおいしくいただけますが、アレンジするのもおすすめです。ここでは、冷凍マンゴーを活用できる2つのアレンジレシピをご紹介します。いつもと違う食べ方でマンゴーを味わいたい方や冷凍マンゴーを消費したい方は、ぜひお試しください。

マンゴーのフローズンヨーグルト

出典:E・レシピ

マンゴーのフローズンヨーグルトは、冷凍のままのマンゴーを使って調理できるアレンジレシピです。冷凍マンゴーを水切りヨーグルトやその他の材料と一緒にフードプロセッサーに入れ、かくはんするだけで完成します。

材料や作り方がとてもシンプルで、素材の持ち味を活かしたデザートです。仕上げにミントの葉や飾り用の冷凍マンゴーをトッピングすると、食卓に映えるおしゃれな見た目になります。普段のおやつとしてだけでなく、おもてなしでの食後のデザートにもおすすめです。

サニーレタスとマンゴーのスムージー

出典:E・レシピ

サニーレタスとマンゴーのスムージーは、冷凍したままのマンゴーで作れるアレンジレシピです。砂糖を一切加えず、マンゴーやサニーレタス、キウイの甘みを活かして仕上げます。

レシピの調理方法は簡単で、全ての材料をミキサーに入れてかくはんするだけです。朝食のドリンクや、小腹がすいたときの間食としてもおすすめです。

冷凍マンゴーを上手に活用しよう!

マンゴーは冷凍できる果物で、完熟したものが食べ切れずに余ったときに冷凍すれば、常温や冷蔵よりも長く保存できます。冷凍したものは、解凍しないままや半解凍の状態で使えて便利です。気分を変えたいときは、紹介したアレンジレシピを試してみましょう。

ただし、冷凍する際には注意することや事前にやっておいたほうがよいこともあります。マンゴーが未熟な場合は常温で追熟させ、冷凍前にカットして食べやすくしておきましょう。

紹介した方法や注意点を踏まえて、冷凍マンゴーを上手に活用しましょう。

参考にしたサイト

 
 

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