「トマト缶」は冷凍できる!保存・解凍の方法やアレンジレシピなども紹介
2023/01/16
トマト缶を開封したけれど、使い切れなくて困ったという経験はありませんか。本記事では、トマト缶の適切な冷凍方法や解凍方法を解説しています。トマト缶を使ったレシピなども紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。余ったトマト缶を有効に使いましょう。
トマト缶は冷凍できる?
未開封のトマト缶は常温でも年単位での長期保存が可能ですが、開封後は冷蔵でも約2~3日しか保存できません。そのため、開封したトマト缶が使い切れないという場合には、冷凍保存がおすすめです。
適切な方法で冷凍すれば、開封後のトマト缶でも長期保存できます。
冷凍保存したトマト缶をストックしておけば、料理の材料として手軽に使えて便利なので、トマト缶を保存する際は冷凍するようにしましょう。
トマト缶を冷凍する際の注意点
開封後、使い切れずに余ってしまったトマト缶を冷凍する際は、すぐに缶から取り出して保存するようにしましょう。これにより、トマトの変色や金属の匂い移りを防げます。
同様に、冷蔵する際も別の容器などに移してから保存するようにしましょう。プラスチック製の保存容器などでは、トマトの赤色が移ってしまう可能性があるため、ガラスボウルやガラス容器などがおすすめです。
トマト缶の冷凍方法
トマト缶を冷凍ストックしておけば、料理の材料などに活用できます。冷凍する際は小分けにして保存しておくと、使いたいときに使いたいぶんだけ取り出せるのでとても便利です。
以下で、トマト缶の冷凍方法を詳しく解説していきます。
ジッパーつきの冷凍用保存袋に入れる
まず、トマト缶を1人分ずつなどに小分けしながら、ジッパーつきの冷凍用保存袋に入れていきます。空気が入った状態で冷凍すると、品質が劣化しやすくなってしまうため、しっかりと空気を抜きながら入れるようにしましょう。
ジッパーつきの冷凍用保存袋がない場合は、食品用ラップで包むことでも代用できますが、こぼれ出ないように注意する必要があります。
冷凍する
トマト缶を保存袋に入れたら、できるだけ平らな状態にしてから冷凍します。あらかじめ平らにしておくことで、凍るまでの時間を短縮できるのはもちろん、使いたいときに使いたいぶんだけ取り出しやすくなります。
また、コンパクトにしておくことで、冷凍庫のスペースを節約できるという利点もあります。
トマト缶の解凍方法
冷凍したトマト缶を解凍する場合は、事前に冷蔵庫へ移して自然解凍する方法か、電子レンジで解凍する方法がおすすめです。
電子レンジは手軽で便利ですが、加熱しすぎてしまう可能性があるため、設定時間には気をつけましょう。時間に余裕があるときには、冷蔵庫で自然解凍するのがよいでしょう。
また、凍ったままの状態で調理するという方法もあります。調理時間を短縮したいときには、活用してみてください。
冷凍トマト缶の保存期間は?
開封したトマト缶は、冷蔵で約2~3日しか保存できません。しかし、適切な方法で冷凍すれば、使いかけのトマト缶でも約1カ月の保存が可能になります。
冷凍しているとはいえ、劣化を完全に止められるわけではないので、なるべく早めに使い切るのがおいしく食べる秘訣です。冷凍トマト缶はさまざまな料理に使用できるので、うまく活用しながら消費していきましょう。
冷凍したトマト缶の活用レシピ
トマト缶はいろいろな料理に活用できて便利ですが、ホールトマト缶のようなトマトが丸ごと入った缶詰の場合は、切るのに苦労するなどの問題点があります。しかし、トマト缶を小分けにして冷凍ストックしておけば、必要なときにすばやく使えてとても便利なのでおすすめです。
ここからは、冷凍したトマト缶を使ったレシピを紹介していきます。どれも手軽においしくつくれるレシピになっているので、ぜひ試してみてください。
ナスのクリームトマトグラタン
まずは、トマト缶とナスを使ったグラタンのレシピをご紹介します。こちらのグラタンは、トマトとホワイトソースが合わさることで、クリーミーな仕上がりになるのが特徴です。
最後にパセリをちらせば、色合いがきれいに仕上がります。ふだんの食事としてはもちろん、パーティーなどでつくれば大人気の一品になるでしょう。
冷凍トマト缶を使えば簡単につくれるので、ぜひつくってみてください。
トマト味噌のマルゲリータ鍋
こちらのレシピは、ピザのマルゲリータを彷彿とさせる鍋料理になっています。トマトと味噌は意外な組み合わせかもしれませんが、コンソメを入れる必要がないほどの旨味を出してくれます。
〆にペンネなどのショートパスタを入れて煮込むと、最後までおいしく食べられます。
ふつうの鍋に飽きてしまったというかたは、ぜひつくってみてください。
トマトソースのやわらかロールキャベツ
トマト缶をロールキャベツのソースとして活用するのもおすすめです。
ロールキャベツとトマトは相性抜群なので、冷凍したトマト缶に調味料などを加えて煮込むだけで、絶品ロールキャベツができあがります。トロトロのキャベツがやみつきになること間違いなしです。
お好みで生クリームをかけると、まろやかな味わいに変化します。見た目もより本格的な仕上がりになるので、ぜひお試しください。
トマト缶の保存は冷凍を活用しよう
一度開封してしまったトマト缶は、冷蔵してもあまり日持ちしないため、できるだけ早く食べきってしまうのが理想的です。しかし、どうしても消費しきれなくて余ってしまったという場合には、冷凍保存しましょう。
本記事を参考にして適切な方法で冷凍すれば、トマト缶のおいしさをキープしながら約1カ月の長期保存が可能です。
冷凍したトマト缶をストックしておけば、料理の材料として手軽に使えます。とても便利なので、トマト缶を保存する際は冷凍を活用しましょう。