「白玉団子」は冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?レシピも紹介
2023/02/21
この記事では、白玉団子の冷凍保存方法や解凍方法、冷凍する際の注意点、白玉団子を使ったレシピなどについて紹介していきます。白玉団子の冷凍保存についてご興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
白玉団子は冷凍できる?
もちもちとした食感を楽しめる白玉団子ですが、時間が経過するとどんどん食感が硬くなってしまいます。時間が経過した白玉団子は、特有の柔らかさやもっちり感がなくなってしまうため、手作りしたものは早めに食べましょう。
すぐに食べない、作り過ぎてしまったという場合は、冷蔵または冷凍保存しておく必要があります。ただし、冷蔵庫では1週間程度しか日持ちしないため、長期間保存したい場合は冷凍保存しましょう。
冷蔵保存よりも冷凍保存の方が白玉団子特有のもっちり感が損なわれにくいため、おすすめです。
白玉団子を冷凍する際の注意点
白玉団子は冷凍することで長期間経ってもおいしく保存できますが、保存方法を間違えてしまうともっちり感がなくなってしまうなど、思わぬ失敗をしてしまいかねません。
ここからは、白玉団子を冷凍する際の注意点をご紹介します。
- 冷凍するなら豆腐白玉がおすすめ
- ゆでる前の白玉団子は冷凍しない
- ゆでたら冷ましてすぐ冷凍する
冷凍するなら豆腐白玉がおすすめ
白玉団子は通常白玉粉と水で作りますが、よりもっちり感を出すために豆腐を使用する場合もあるでしょう。どちらも冷凍保存が可能ですが、豆腐白玉の方が冷凍保存に適しています。
豆腐白玉の方が冷めても硬くなりにくいため、冷凍しても通常の白玉団子より柔らかさを維持しやすくなっています。そのため、あらかじめ冷凍保存することが分かっている場合は、豆腐を混ぜた白玉の方がおすすめです。
ゆでる前の白玉団子は冷凍しない
ゆでる前の白玉団子を冷凍保存してしまうと、生地がポロポロになってしまい、解凍しても食感が損なわれてしまいます。解凍してから水を足せばある程度復活させることはできるものの、水が多くなって生地がだれてしまい成形しにくくなります。
冷凍保存する場合は、ゆでて火を通した状態にしておきましょう。
ゆでたら冷ましてすぐ冷凍する
ゆでた直後は熱いうえにくっつきやすく、乾燥させてしまうと固くなり解凍した後の食感が悪くなってしまいます。
そのため、白玉団子を冷凍する場合はゆでて冷ましたらすぐに冷凍するようにしましょう。ちなみに、冷凍できるかどうかの目安は、白玉団子のもちもち食感が残っているかどうかです。
白玉団子は1個ずつ凍らせるのがおすすめ
白玉団子を冷凍する際、まとめて冷凍してしまうとくっついてしまい、うまく解凍できなくなってしまいます。また、くっついた状態で冷凍保存してしまうと、少量ずつ使いたいと思っていてもうまく切り分けにくくなってしまいます。
白玉団子を冷凍保存する時は、基本的に1個ずつ食品用ラップなどに包んでおきましょう。その点を踏まえて、ここからは白玉団子の冷凍方法を詳しく紹介していきます。
1:ゆでた白玉団子を水で洗う
冷凍する前にゆでた白玉団子を水でよく洗っておきます。表面を洗うことで白玉団子のぬめりを落とすことができ、冷凍する際のくっつきを防げます。
ただし、ぬめりを洗い流した後はそのまま放置するのではなく、ペーパータオルなどで水気をしっかり拭き取っておかないと食感が損なわれてしまうため注意が必要です。水気を拭き取る際も強くこするのではなく、軽く拭き取る程度にしましょう。
2:金属製のトレイに白玉団子を並べて冷凍庫に入れる
水気を拭き取った後は、金属トレイやバットに食品用ラップを敷き、白玉団子同士がくっつかないように並べて冷凍庫に入れます。こうすることで急速冷凍できるため、表面が乾燥しないうちに冷やすことが可能です。
3:凍った白玉団子をジッパー付きの保存袋に入れる
急速冷凍して完全に凍った白玉団子は、気密性の高いジッパー付きの保存袋に移しましょう。衛生面だけではなく、味や食感も維持しやすくなります。
ジッパー付きの保存袋に入れる場合は、3~4個程度の白玉団子を少し離して食品用ラップに包んだ状態で入れましょう。こうすることで、解凍する際も少量ずつ使いやすく、冷凍保存している間に団子同士がくっつくことも防げます。
白玉団子の解凍方法
冷凍保存した白玉団子を解凍する場合は、冷蔵庫に移して自然解凍する方法とお湯にくぐらせて解凍する方法の2種類があります。自然解凍は時間がかかるものの、冷凍前の状態に近い味や食感になるため、時間がある場合はおすすめです。
すぐに解凍したい場合は熱湯にさっとくぐらせると、よりもっちり感のある状態に戻すことができます。また、凍った状態のまま耐熱ボウルに移し、浸る程度の水を入れて食品用ラップをせずに電子レンジで加熱しても同じように解凍可能です。
冷凍白玉団子の保存期間は?
冷蔵保存の場合は2~3日もしくは1週間程度の保存期間となっていますが、冷凍した白玉団子は1カ月程度の保存が可能です。
ただし、白玉団子はほかの食べ物などの匂いを吸収しやすくなっています。保存期間が長くなるとほかの食べ物の匂いが移ってしまう可能性があるため、食品用ラップやジッパー付きの保存袋を使ってしっかり保存することが大切です。
白玉団子を使ったレシピ
白玉団子を冷凍してストックしておけば、様々なスイーツに使うことができます。その都度大量に作るよりも手間もコストもかからないため、白玉団子を使ったスイーツを食べる機会が多いという人におすすめです。
ここからは、白玉団子を使ったスイーツレシピを3つ紹介していきます。白玉団子を使ったレシピについてご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
フルーツ白玉
フルーツ白玉は、お好みのフルーツと白玉団子をジュースやシロップに入れて食べるスイーツです。白玉団子に豆腐や牛乳を使ってもっちり感を楽しみつつ、フルーツに合う味を楽しむ方法もあります。
フルーツは缶詰などを使えば手軽に用意できるため、冷凍保存しておいた白玉団子を解凍すればすぐに楽しめるレシピです。
もちもち白玉ぜんざい
温かいスイーツを作りたいという人におすすめなのが、もちもち白玉ぜんざいです。温めておいた汁粉の中に白玉団子を入れるだけのレシピとなっているため、冷凍された白玉団子をそのまま入れてもよいでしょう。
餅を使ったぜんざいとは違った味わいを楽しめるため、通常のぜんざいをアレンジしたいという人にもおすすめです。
抹茶白玉アイス添え
白玉団子のもっちり感はアイスクリームとの相性も抜群です。
こちらは白玉団子に抹茶シロップをかけて、お好みのアイスクリームを添えるだけというシンプルなレシピとなっています。ほろ苦い抹茶シロップと甘いアイスクリーム、そして白玉団子のもっちりした食感がおいしいスイーツでしょう。
白玉団子の保存は冷凍を活用しよう
白玉団子は手作りすると、どうしても作り過ぎてしまいがちです。すぐに食べ切れない、なかなか消費できないという場合は、長期保存に向いている豆腐白玉にして冷凍保存しましょう。
ぜひ冷凍保存した白玉団子を活用して、おいしい白玉団子レシピを試してみてはいかがでしょうか。