トイレットペーパーがつまった!自分で解決する場合のたったひとつの冴えたやりかた
2023/02/27
トイレットペーパーの流しすぎでトイレがつまってしまった……これは不安になりますよね。トイレに行きたくなるのは生理現象ですし、できるだけ早く解消したいです。
じつは、トイレ詰まり解消方法のうち、個人ですることをオススメできるものはひとつしかないそうです。
シェアリングテクノロジー株式会社が運営する、暮らしの中の「困った」「どうしよう」を解決するサービス「生活110番」に教えてもらいました。
トイレットペーパーのつまりはラバーカップで解消!
トイレットペーパーのつまりは、ラバーカップを使って解消しましょう。
なぜラバーカップがオススメなのかというと、つまりをとるために作られた「専用の道具」だからです。
ラバーカップは吸引力でつまりの原因を動かして取る道具です。
つまったものはそのまま流れてしまうため、つまりの原因が「水に溶けない異物」のときは使えません。
しかし、トイレットペーパーのつまりには最適な方法です。
ゆっくりと、つまりを押し込まないように静かに便器へ押し付けていったあと、勢いよく引きます。その吸引力によって、トイレットペーパーのつまりを解消できます。
ラバーカップはプロも認めるつまり解消グッズです。
弊社では、トイレ修理のプロ(加盟店5社)に「自分でできる対処法としてラバーカップは有効か?」というアンケートをおこないました。
結果、5社すべてから有効だと回答をいただきました。実際の現場でも、ローポンプ(ラバーカップより強力な吸引道具)が使われています。
また、メーカーや公的機関も、個人でできるトイレつまりの解消方法としてラバーカップを紹介しています。
解消方法として、他に次のようなものを目にしたことがあるかもしれません。
しかし、これらはオススメはできません。
<オススメできない方法と理由>
■針金ハンガーでつまりをほぐす・かき出す方法
・針金が便器に当たり、傷つける可能性がある
・ハンガー自体が便器の奥に引っかかり、取れなくなる可能性がある
■重曹と酢で溶かす方法
・炭酸ガスの発泡でほぐすだけで、つまり解消効果は限定的
トイレットペーパーのつまりは、ラバーカップを使えば早く解消できる可能性があります。
「いつか溶けて流れてくれる気がするから」と待ち続けるより、確実な方法を試していただきたいです。
ラバーカップを使って、今すぐつまりを解消しましょう!
自分で解消できないときは【業者へ連絡】
ラバーカップを数回試して解消できないときは、業者へ連絡しましょう。
なぜなら、すでにつまりは取れない状態になっているかもしれないからです。
ラバーカップは、正しく使えば数回動作を繰り返すことでつまりを解消できる道具です。
正しい使い方で数回試しても解消しなければ、次のことが考えられます。
・トイレットペーパーが圧力などで硬くなっている
・トイレットペーパーではない、水に溶けない異物がつまっている
ラバーカップは吸引力でつまりを解消する道具です。しかし、使い方を間違えると、便器に押しつける圧力により、つまりの原因を奥へ押し込んでしまいます。
トイレットペーパーのように水でほぐれるものも、圧力で硬くなります。
他にも、固形の異物が混ざっているのに気付かず、ラバーカップなどで圧力を加えてしまうと、以下のように状況が悪化するおそれがあります。
・固形物が便器の深いところに移動し、便器の取り外しが必要になる
・汚水管の中にまで移動してしまい、配管そのものを替えなければならなくなる
このような状態になると費用も時間も余計にかかってしまうため、自力での解消が難しければすぐに業者へ連絡しましょう。
ちなみに「ラバーカップを試してダメなら業者に電話する」というのは、公的機関やメーカーによる説明にも書かれています。
「どの業者を選べばいいかわからない」という方は、私たち生活110番にお電話ください。
プロの業者の紹介を無料でおこないます。
コールセンタースタッフがお客様に丁寧にお伺いしますので、状況をお話しいただければ大丈夫です。
「トイレ修理のことはよくわからない」という方も安心してご相談ください。