えのき

「えのき」は冷凍保存が正解!時短&食品ロス防止にも◎な「冷凍えのき」活用術

2025/09/26

「えのき」は低価格で低カロリー、さらにビタミンや食物繊維も豊富な、家計にも体にも優しい万能食材です。ですが、実は日持ちせず腐りやすいという弱点もあります。

そこでおすすなのが「冷凍保存」です。食品ロスを防げるだけでなく、うま味や栄養価が高まり、時短にもつながります。今回は、節約主婦ライター・はらすが「冷凍えのき」の魅力と活用アイデアをご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約...

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えのきは冷凍一択!3つのメリット

カットして小分けにしたえのき

【メリット1】保存期間が延びる
冷凍することによって、鮮度を保ちつつ、保存期間を大幅に延ばすことができます。冷蔵保存だと1週間程ですが、冷凍保存することで1カ月以上保存することが可能になります。

【メリット2】うま味が増す
きのこは冷凍することで細胞壁が壊れ、うま味成分であるグルタミン酸が外に出やすくなります。その結果、うま味が増し、さらに栄養価も高くなると言われています。

【メリット3】時短&必要な分だけ使える
冷凍する前に石づきを取り、使いやすい大きさに切っておくと、調理の際にそのまま使えるので時短になります。

また、おすすめなのが小分けして冷凍しておくこと!使いたい分だけ取り出して調理ができるため、食品ロスを減らすことにも繋がります。

冷凍のコツ3つ

半分にカットしたえのき

1、水洗いをしないこと
水洗いをすると風味が落ちるだけでなく、水っぽくなってしまいます。汚れが気になる場合は、キッチンペーパーなどで軽く汚れを拭き取ってから冷凍しましょう。

2、生のまま冷凍すること
冷凍するとうま味と栄養価がアップするえのきですが、加熱してしまうと効果が得られません。必ず「生のまま」冷凍しましょう。

3、短時間で冷凍すること
うま味や栄養価を逃さないように、なるべく短時間で冷凍しましょう。食べやすくカットしてから保存袋に入れ、金属製のトレーにのせて急冷するのがおすすめです。

こんな人におすすめ!

1、忙しくて下ごしらえの時間を減らしたい人
冷凍しておけばカット済みで使えるので、時短調理ができます。

2、食費を抑えたい人
えのきは一年をとおして価格が安定しています。また、冷凍で保存期間も伸びるので、買いだめしても無駄にならずに節約できます。

3、かさ増ししたい人
冷凍で旨みもアップしたえのきは、お肉のかさましにぴったり。凍ったえのきは刻みやすいので、調理のしやすさもアップします。

4、ダイエットや健康を意識している人
低カロリー&食物繊維が豊富なので、普段の料理にプラスするだけで栄養バランスがよくなります。

5、食材ロスを減らしたい人
冷凍しておくことで余らせずに使い切れるので、節約&エコにつながります。

活用アイデア3選

もやしとえのきのポン酢和え

1、レンチンで簡単調理!
【もやしとえのきのポン酢和え】
(材料)
・冷凍えのき 1/2袋分
・もやし 1袋
・にんじん 1/2本
◎ポン酢 大3
◎ごま油 大2
◎塩こしょう 少々
◎いりごま 少々

(作り方)
1、もやし、千切りにしたにんじん、冷凍えのきをボウルに入れてラップをし、600Wで3分半温める。
2、一度全体をかき混ぜ、再度3分半温める。
3、出てきた水分を軽くきり、◎の調味料と和えたらできあがり!

2、かさまし
肉ダネのかさましに最適!凍っているとえのきがまとまりやすく、刻みやすいのもポイント。ひき肉に対して2〜3割を目安に加えるのがおすすめです。

3、お味噌汁
凍ったままお鍋に入れるだけでOK!忙しい日でも手軽に、食物繊維たっぷりのお味噌汁が作れます。

「冷凍えのき」で節約上手になろう!

いかがだったでしょうか。「冷凍えのき」は保存期間を延ばすだけでなく、うま味や栄養価もアップする優秀な節約食材です。

小分けにしておけば、副菜やお味噌汁、肉ダネのかさましなど幅広く活用でき、時短や食品ロス防止にもつながります。

物価高が続く今こそ、冷凍えのきを上手に献立に取り入れることが、食費節約の大きな味方になるのではないでしょうか。

気になったかたは、ぜひ試してみてくださいね!

■執筆/はらす
4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約レシピを発信中!ボリュームもコスパも妥協しない楽ちんレシピが人気。インスタグラムは@harasu_kakei

編集/サンキュ!編集部

 
 

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