「冷蔵庫の中に食材が眠ったまま、気づけばダメにしてしまった…」
そんな経験、ありませんか?私も以前はしょっちゅうやってしまい、そのたびに「せっかく安く買ったのに!」と落ち込んでいました。
以前は食費が5万円台かかっていたのですが、工夫を重ねて3万円台にまで抑えることができ、毎月約2万円の削減につながりました。その中で特に意識してきたのが、食材ロスを徹底的に防ぐこと。
冷蔵庫はただ、食材を保存する場所としてではなく、家計を助ける強力な味方として使いこなすことがポイントです。
今回は、節約の達人みさむーが続けている冷蔵庫活用のコツを3つご紹介します。

1.野菜を長持ちさせる保存テクニック
買ったばかりの野菜がすぐにしおれてしまうとガッカリしますよね。
私は、野菜をそのまま袋に入れて放置せず、鮮度保持袋や新聞紙で包んでから保存するようにしています。
湿度がちょうどよく調整されるので、持ちがかなり違います。
鮮度保持袋は100円ショップでも手軽に買えるので、家計に負担なく取り入れられます。
サイズ展開も豊富で、葉物から根菜まで対応可能。
しかも、使い終わった袋はゴミ袋として再利用して最後まで無駄なし。
節約を意識する人にはぜひ試してほしい方法です。
2.見切り品はすぐに小分け冷凍
スーパーの割引シールが貼られた食材は、家計にとってありがたい存在。
でも、冷蔵庫にそのまま入れておくとすぐに傷んでしまい、「安く買ったはずが無駄に…」という悲しい結果になりがちです。
そこで私は、買ったらすぐに下処理して冷凍保存しています。
肉や魚は小分けにしてラップで包み、保存袋に入れておくと調理のときもサッと使えて便利。
野菜も冷凍できるものは切ってから保存。これだけで使いやすさが格段に上がり、失敗知らずです。
忙しい日の時短にもつながるので、一石二鳥ですよ。
3.週1回の冷蔵庫リセットデー
まず大事なのは「余らせない」こと。
私は週に1回、冷蔵庫に残った食材をすべて使い切る日を決めています。
これを「冷蔵庫リセットデー」と呼んでいて、あるものを総動員して調理しちゃいます。
半端に残った野菜はスープやカレー、炒め物に。とにかく一掃すると、在庫がゼロになり、気分までスッキリします。「あ、こんな食材あったんだ」と発見があるのも面白いところ。
献立に詰まったときは、生成AIに「冷蔵庫の残りで作れる料理」を相談することもあります。まさに相棒ですね。
冷蔵庫を見直そう
冷蔵庫はただ保存するだけの場所ではなく、工夫しだいで家計を助けるツールになります。
「鮮度保持」「即冷凍」「週1リセット」この3つを習慣にすれば食材ロスを減らし、自然と食費のコントロールがしやすくなりますよ。
■執筆/みさむー
業務スーパーの商品を活用して月の食費を5万円→3万円台に!節約の達人としてテレビ、雑誌などにも多数出演。お得系スーパーの活用術、ふるさと納税のおすすめ返礼品など、「しんどくない節約術」を日々発信している。
編集/サンキュ!編集部