フローリング掃除の基本、必要な道具と手順

2018/01/10

夫にもっと「家事を頑張る=うちパパ」になってほしいけど、男女間の価値観の違いだったり、そもそも不得意だったりして、現実は難しいもの……。そこで、夫と妻のコミュニケーションについてユージさんと考えながら、妻も夫も幸せになる、「夫の生活力向上」への近道を探ります。今回は、「フローリング掃除の基本」についてお届け♪

妻がこっそり取り入れていた 僕の家事コツ

ほこりはまめに フロアワイパーで掃除を

 今回のテーマは「フローリングの掃除」ですが、実はわが家は床のほとんどがじゅうたん敷きなんです。子どもが小さいので、ころんでも危なくないように、このタイプの部屋を選びました。だから最近はフローリング掃除ではなく、じゅうたん掃除なので、フロアワイパーは使わずもっぱら掃除機をかけています。毎日かけているけど、毎回驚くほどほこりが取れるので大変!

 一人暮らしのときはフローリングだったので、逆に掃除機よりもフロアワイパーでしたね。結構フロアワイパーをかけるのは好きでした。掃除機よりも手間がないから、面倒くさがりの男性でも手軽にできていいですよね。

 面倒といえば、じゅうたんに水をこぼされること。牛乳なんかこぼされた日には悲惨ですね(笑)。あるとき思いついて、こぼした水分を拭き取るのにペット用トイレシーツを使ったら、これがなかなか便利。わが家の家事は妻のメソッドが鉄則なのですが、これに関しては僕が開発者。いつからか妻もペット用トイレシーツを使うようになって、なかなか僕のやり方もまんざらでもないんだなと思いました(笑)。

ワックスがけも 定期的に行う

汚れたらすぐに しっかり拭き取ること

週に一度は ウエットタイプを使用

知っておきたいプロのポイント

フローリングの板目に沿って 動かす

「掃除機をかける前に、フロアワイパーや拭き掃除でほこりやハウスダストを拭き取りましょう。掃除機の排気でほこりやハウスダストが舞い散るのを防ぎます。特に花粉の時期はこの順番が鉄則。そして、ワイパーや掃除機は汚れが板の接ぎ目に入り込まないよう、板目に沿って動かすのがポイントです」(大橋さん)

木製フローリングは 〝ぬれたらすぐ拭く〞が鉄則

「木製フローリングは水けが苦手。ぬれたままにしておくとひび割れやしみ・変色の原因に。水などをこぼしたり、雨が吹き込んだりしたときはすぐに拭き取りましょう。また、ワックスがけは、フローリングの表面に皮膜をつくりキズや日光による表面劣化を防ぐので、天気のいい日を選んで定期的にケアして」(大橋さん)

ユージさん
ファッション誌のモデルを経て、俳優・タレントとしてテレビ、舞台で活躍中。レギュラー番組にNHK Eテレ「すイエんサー」、CBC「ゴゴスマ」など。3児の父親として育児に奮闘する毎日を送り、16年にはベストファーザー賞、イクメン・オブ・ザ・イヤーをW受賞

監修/大橋美生さん
花王 商品広報センター。「皮脂汚れや砂ぼこり除去のためには、週に1~2回、ウエットタイプのシートを使ってお掃除を。また掃除機の動かし方が速い人が多いので、ごみをしっかり吸い取らせるためにゆっくり動して」

撮影/林ひろし スタイリスト/大沢早苗 ヘア・メイク/髭田みえ 構成・文/松崎祐子

参照/サンキュ!2月号「かっこいい『うちパパ』になりたい! vol.10」
※連載『うちパパ』シリーズの記事一覧はこちら

『サンキュ!』最新号の詳細は こちら!

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