やらなきゃもったいない!蒸しブロッコリーがひと工夫でやみつきになるレシピを野菜ソムリエが紹介
2023/12/14
ブロッコリーは鍋で茹でるよりフライパンで蒸し焼きにしたほうがおいしい…、そう聞いたことがある人も多いのでは。
水っぽくならずに済むうえに栄養素の損失も少ないためおすすめの加熱方法ですが、このときあるものを加えて蒸すことでやみつきおかずが簡単に作れるのです。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、旬のブロッコリーを使った簡単副菜を教えてもらいます。
旨味たっぷり!ブロッコリーの塩昆布蒸し
[材料]3~4人分
・ブロッコリー…1株
・塩昆布…2つかみ(大さじ2くらい)
・塩…適量
・あれば白いりごま…お好みで
[作り方]
1.ブロッコリーを食べやすい大きさに切る。
2. フライパンに切ったブロッコリーを並べ、塩昆布をまんべんなく載せ、大さじ2程度の水をふりかける。
3. フタをして強火で加熱し、沸騰したら弱火にして3~4分、ブロッコリーに火が通るまで加熱する。
4. 塩を加えて味を調え、好みでゴマを振ったら完成。
好みでいろんな「風味」を足して楽しもう
今回ご紹介したおかずは塩昆布+塩だけでももちろんおいしいですが、様々な「風味」を足してアレンジを楽しむことができます。
たとえば、蒸し焼きにする際、水ではなく料理酒を使ったり。
あるいは仕上げにごま油を1まわし足したり。
七味唐辛子などの香辛料とも相性がよいです。
シンプルな料理だからこそ自分や家族の好みに合わせてアレンジ可能なので、ぜひご家庭の「お気に入り」を見つけてください。
旬のブロッコリーを丸ごと堪能!
秋から冬にかけて旬を迎えるブロッコリーは、これから年明け3月頃まで出荷量が多く、甘みがあっておいしいものが手頃な値段で手に入りやすくなります。
ブロッコリーにはβカロテンや葉酸、ビタミンCといったビタミンの仲間が幅広く含まれ、特にβカロテンは目やのどの粘膜を守るのに役立つため、乾燥が悩ましい季節にぴったり。
さらには鉄分やタンパク質も野菜としては比較的多く含んでいるので、ビタミン類とともに体全体の調子を整えるのに一役買ってくれます。
今回ご紹介したレシピはブロッコリーを丸々1株使い切ってもぺろりと食べきれちゃう簡単副菜。ふだん脇役になりがちなブロッコリーをぜひあますところなく堪能してください。
■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。Instagramは「@megumi_kitchen_and_atelier」。
編集/サンキュ!編集部