もうゴキブリと遭遇したくない人がやるべき夏のゴキブリ対策3選
2024/07/18
高温多湿の環境を好むゴキブリにとって、夏は一番活動しやすい時期。何としてでも阻止したいところですが、「誘引駆除剤を使うこと」以外にもできる対策があるとか。
そこで今回は、8年以上ゴキブリを見ていないという暮らしの達人であるシンプリストうたさんに、くわしく教えてもらいました。
1.家中のすき間を埋める
ゴキブリは、最初から室内にいるわけではありません。配管やわずかな窓のすき間から侵入することが多いです。そのため、まずは家中のすき間を徹底的に埋めることからはじめましょう。とくに湿度が高くなりがちな洗面台やキッチンなどの配管まわりのすき間から侵入してきやすいので要注意です。
室外機とつながっているドレンホースから侵入することもあるので、先端に「ドレンホース用のキャップ」を取り付けると虫の侵入を防ぐことができます。
2.空き缶やペットボトルは捨てる前に洗って乾かす
ゴキブリは、飲料水に含まれる「甘味料」が大好物です。そのため、飲んだあとのニオイに釣られて寄りつきやすくなってしまいがち。必ず飲み終わったら水で数回ゆすいでしっかり乾かすようにしましょう。
外にゴミ箱を置くと外からゴキブリをおびき寄せてしまう原因にもなるので、外に置くのはおすすめできません。室内に置く場合もなるべく密閉できるゴミ箱に入れるのがベターです。
3.風通しのよい収納にする
ゴキブリは、暗くてジメジメしたところを好みます。逆にいえば、風通しのよい明るい場所にすればゴキブリは寄りつかなくなります。とくに出現率が高いキッチン下の収納はギチギチに物を詰め込まずに、よゆうを持った収納を心がけてみてください。さらに、ゴキブリが嫌うハッカ油を数滴垂らした水を使って水拭きするとさらに効果的です。
ふだんは閉めっぱなしが多い収納も、たまにはドアを全開にして扇風機やサーキュレーターで風を当ててみると湿気対策にもなり一石二鳥です。
入る隙をあたえない!
ゴキブリ対策は、室内にいる前提の対策よりも、おうちの中に入る隙をあたえないための対策が重要となります。侵入経路をふさぎ、ゴキブリが好むものは置かない、さらに嫌う環境をつくることができれば完ぺきです。
ゴキブリが嫌う環境とは、一言でいうと「清潔ですっきりとした空間」です。わたしたちが快適ライフを過ごすことにもつながるので、取り組んでみて損はありません。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部