掃除のモチベーションが上がらないときに決める5つの事
2022/05/26
家の中は放っておくとすぐ散らかったり、ホコリが溜まったりしてしまいますよね。なるべく定期的に掃除をして、きれいな状態を保ちたいものですが、「なかなかモチベーションが上がらなくて……」という人も多いでしょう。
今回は、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信するハウスクリーニング士の坂田亜希さんに、「掃除のモチベーションが上がらないときに決める5つの事」を教えてもらいました。
その1 全部やろうと思わない
「よし!! 掃除するぞ!」と意気込んでも、あれこれとやることが多ければ、途中で嫌になります。終わりの見えない無限ループに。そうならないためにも、「今日はここだけ」と場所を決めましょう。
時間に余裕があっても、決めたところの掃除が終わればもう終了。あとは他の事に時間を回すようにするくらいの気持ちのゆとりがあった方が嫌になりません。もう少ししたいなくらいで終わるのが掃除を嫌いにならないポイントです。
その2 気が付いたときにやる
例えば、床が汚れているなと思ったら、「後でいいか」と思わずに、気が付いたときにサッと拭いてみてください。後回しにすればするほど億劫になりがちです。なんだかホコリが溜まっているなと感じたら、サッと掃除機を取り出す。なんだか窓に手垢がついているなと思ったらサッとそこだけ拭いてみる。
気が付いた時にサッとすることで汚れのたまりにくい環境ができていきます。
その3 掃除時間を決めておく
家事には掃除、料理、買い物、洗濯などたくさんのタスクがあります。それに加えて、育児に仕事で24時間では足りない日々。掃除の時間を予め決めて取りかかると計画的に進んでいきます。
私も家事代行のお仕事で2時間作業させていただくときに、トイレ掃除は15分、お風呂は30分、キッチンは20分……などと掃除開始前に予め時間配分をしておきます。時間を決めずに掃除に取りかかるとあっという間に時間は過ぎていきます。限られた時間の中で効率よく動けるように組み立ててみてください。
その4 お気に入りのBGMを流す
掃除をしている時間をワクワク楽しくする為に、お気に入りのBGMを流すのがおすすめです。私はスマホで懐かしい曲を流し、テンションをあげながら掃除をしています。普段バタバタしていると、ゆっくり音楽を聴く時間もないかもしれませんので、掃除時間を活用してみてはいかがでしょうか。
その5 人に頼る
限られた時間に家事、育児、仕事をしようと思ったら、一人では到底終わらないことも出てくると思います。あれこれ全部を一人で抱え込んでしまうと体調を崩す原因にもなります。まずは家族とともに家事の分担をしっかりとしていきましょう。押し付け合いでなく、話し合いの上、誰がどこをするのか納得の上で分担してみてください。
それでも、家族の協力が得られない場合は、専門業者さんに依頼するのも手です。イライラして家族が喧嘩をしてしまうようであれば、確かにお金はかかるかもしれませんが、専門業者さんが手伝うことで家族の心のゆとりにも繋がります。
ゆとりを作るための工夫
時間に追われるとイライラしがち。そのイライラが家族に伝播すると家の中が険悪に。そうならない為にも、無理せず、計画的に掃除を進めていきましょう。
一人で抱え込まずに、上手に家族を巻き込んで、家の中を整える習慣をつけていきましょう。
「できないときはやらない。ただ、やると決めたらやる!」と、メリハリを大事にしてみてくださいね。
■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部
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