スポドリは入れちゃダメ!?他にもある「ステンレス水筒のNGドリンク」と「NG洗剤」
2024/06/16
日差しが強くなり、熱中症も気になる季節になってきましたね。水分補給のためにマイボトルを持ち歩く人も多いと思います。特に保冷効果の高いステンレス水筒は便利ですよね。
でも、ステンレス水筒には入れてはいけない飲み物があるのはご存じですか?
今回は、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイターのマミさんに「ステンレス水筒のNGドリンク」3つと、さらに「NG洗剤」を教えてもらいました。
1.スポーツドリンク
錆びることがなく丈夫なイメージのステンレス。ですが、ステンレスでも塩分や酸に長時間触れていると腐食してしまいます。
スポーツドリンクには、塩分やクエン酸が含まれていますから、ステンレスの腐食の原因に。また、金属が溶けだしスポーツドリンクに溶け込んでしまう可能性もありますよ。
スポーツドリンクをマイボトルで持ち歩く場合には、プラスチック製のボトルか、内部がコーティングされていて「スポーツドリンク対応」と明記されているボトルを使うようにしましょう。
2.オレンジジュースなどの果汁飲料
オレンジジュースやグレープフルーツジュースには、酸が含まれています。スポーツドリンクと同じように、これらも腐食の原因になります。
また、糖分も栄養も多いフルーツジュースは腐敗もしやすいですから、マイボトルに入れて少しずつ飲むよりも、小さなパックで飲み切るようにした方が衛生的ですね。
同じように酸を含んでいる乳酸菌飲料も同様です。
3.カフェオレなどの乳飲料
乳製品は腐敗しやすい食品ですから、カフェオレをマイボトルに入れて持ち歩くのは衛生的にNGです。
特に、砂糖が入った甘いカフェオレを長時間持ち歩くと、雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。腐るだけでなく発酵してガスが発生する恐れも。
カフェにマイボトルを持参して、ドリンクを入れてもらうこともあると思いますが、その場合は長時間持ち歩かず飲み切るようにしましょう。ミルクティーやココアなども同様です。
塩素系漂白剤はNG
使った後は、キレイに洗うこともステンレス水筒を使う上で大切ですよね。まずは、面倒でもパッキンは毎回外して洗いましょう。
また、漂白剤を使って除菌をしている人も多いと思いますが、塩素系漂白剤はステンレス水筒を傷めてしまい腐食の原因になります。除菌をしたい場合には、酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
ステンレス水筒を正しく安全に使おう!
保冷効果が高く丈夫なステンレス水筒には、ついついなんでも入れてしまいたくなります。しかし、飲み物によっては水筒内部を傷めたり、腐敗してしまったりする恐れも。使用後はキレイに洗い、NGドリンクは入れないようにしましょう。
■執筆/マミ…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。
編集/サンキュ!編集部
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