【時短】本当に必要?「冷凍ストック」にありがちな落とし穴
2023/09/26
ママのモヤっとを「時短」!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
余ったご飯や、まとめ買いした肉・魚・野菜の冷凍など・・・買い物や料理の時短のために活用する「冷凍ストック」。
時間のないママだからこそ頼る「冷凍ストック」ですが、もしかしたらやめたほうが時短になるケースがあるかもしれません。
【肉・魚】消費期限内に使用するのに冷凍する?
肉・魚類は購入したら即冷凍ストックに回しがちな食材ですが、そもそも消費期限までに使い切るなら、冷凍ストックにするよりもチルド室で冷蔵しておくほうが時短。
「何を当たり前のことを」と思った人もいるかもしれませんが、冷凍ストックが当たり前となってしまっていた私からすると灯台下暗し。
忙しさに追われてしまうと、今と違い余裕のある時期に作った「当たり前」から脱するのが意外と困難です。
そもそも、食材を期限切れで廃棄した失敗経験から、肉・魚はすぐ「冷凍ストック」にすることを当たり前としていましたが、考えてみると買った時に「いつ使うか」を決めていなかったことが廃棄に至った大きな原因。
食材の購入と同時に使う予定日を決めることを「おうちルール」にしてみたら、解凍の手間もなく、都度レシピを考える手間も減ったので一石二鳥で時短になりました。
【ご飯】その冷凍ストック本当に必要?
最近はご飯の冷凍もやめました。「余ったご飯は冷凍ストックに」という前提が、私のモヤモヤを増やしていると気づいたからです。
わが家では毎晩必ずご飯を炊くので、余ったご飯を冷凍ストックにすることを「当たり前」にしてしまうと、気がつけば、あっという間に冷凍ストックが増える結果に。
ご飯を冷凍して「ご飯を保存容器に入れる手間」「冷凍庫がかさばる問題」「ストックの使い道を考える労力」など様々なモヤっとが発生することを考えると、ご飯は冷蔵保存で翌日には使い切るのが良いと考えました。
ご飯の余りが多い日の翌日は、おやつにおにぎりを作ったり、硬めのご飯が合うカレーやチャーハン、クッパにしたり、毎日晩酌しない夫の晩酌DAYにして〆のお茶漬けに。
微妙な量のご飯なら、朝食が基本パン派のわが家ですが、たまの変化球として子どもも喜んで食べてくれるので冷凍ストックをなくして良かったと感じています。
「冷凍ストック」もおうちルールで時短
わが家の夫は、一緒に買い物に行くと「たくさん入って安いよ!」「これ食べたい!」と買い物カゴにポンポンと入れてしまうタイプ。「買うのは簡単だけど使い切るのが大変なのよ・・・」と頭を抱えたことが何度もあります。
「冷凍ストック」のおうちルールを作ってからは「肉・魚は買っても良いけど、いつ・どうやって食べて消費するかを決める」「夜食や1人ご飯用のストックはこのエリアに収まるだけ」と伝えてあるので、家族での買い物のモヤっとも時短できました。
時間に追われる人だからこそ頼りたい「冷凍ストック」も「いつか使う」という理由の冷凍ストックは、意外と時短にはならず、モヤっとを増やすキッカケを作ってしまうこともあるのでご注意くださいね!
◆この記事を書いたのは・・・時短研究家ママ(あらきあゆみ)
サンキュ!STYLEライター
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。
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