もう失敗しない!おいしい炊き込みごはんをつくるポイント3選&加熱は炊飯器におまかせ!簡単炊き込みごはんレシピ2選
2024/11/24
育児料理アドバイザーの菅智香さんに教わるおすすめレシピ。
今回は、ひと品で栄養たっぷりの炊き込みごはんをご紹介します。
とてもおいしいですが、ごはんがべちゃっとしたり、味がイマイチだったり、おいしくできないことがありませんか?
そこで今回は、炊き込みごはんがおいしく仕上がる、大切なポイントを3つご紹介。
ポイントをおさえれば失敗せず、いつでも簡単に、そしておいしい炊き込みごはんがつくれますよ。
合わせて肉と魚、それぞれを主役にする炊き込みごはんのレシピをご紹介。
ぜひチェックしてくださいね。
炊き込みごはんのポイントは3つ!
おいしい炊き込みごはんを作るためのポイントは大きく3つあります。
1. 米をしっかり浸水する
2. 液体調味料分の水を減らす
3. 油揚げを入れる
1. 米をしっかり浸水する
米は30分以上浸水してから炊き込みごはんをつくりましょう。
米にしっかり水を吸わせることで、
米がふんわり、そしておいしくなりますよ。
調味料は米の吸水を妨げてしまうので、
浸水の段階では調味料を入れないでくださいね。
2. 液体調味料分の水を減らす
炊き込みごはんの失敗談で「べちゃっとしてしまった」という声があります。
これは、水分が多すぎたことが原因です。
しょうゆやみりん、めんつゆや酒など、
液体調味料を加える場合はそのぶん、水を減らしましょう。
「しょうゆを大さじ1加えたら、水を大さじ1減らす」というように、
水の量を調整してくださいね。
3. 油揚げを入れる
炊き込みごはんにはさまざまなレシピがありますが、
手軽においしく仕上げるには油揚げを入れるのがおすすめです。
油揚げが加わることで炊き込みごはんに油っけがプラスされ、
コクと旨味が一気にアップしますよ。
具だくさん!鶏肉の炊き込みごはん
鶏肉を使う、具だくさんの炊き込みごはんのレシピです。
炭水化物、たんぱく質、緑黄色野菜を同時にとることができますよ。
おにぎりにするのもおすすめです。
●材料
米 2合
鶏もも肉 150g
油揚げ 1枚
にんじん 1/3本
しめじ 1パック
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
顆粒だしの素 小さじ1
●作り方
(1)米を研ぎ、炊飯器の目盛まで水を入れて大さじ4杯の水を捨て、30分浸水する。
(2)鶏もも肉はひと口大に、にんじんは千切りにする。
油揚げは長さ3等分の細切りにし、しめじは子房に分ける。
(3)(1)にみりん、しょうゆ、顆粒だしの素を入れて全体を混ぜる。
(4)鶏もも肉、油揚げ、にんじん、しめじを入れ通常炊飯する。
(5)しゃもじで全体を混ぜて完成。
旨味たっぷり!鮭としいたけの炊き込みごはん
塩鮭を使う炊き込みごはんのレシピです。
鮭に塩気があるので調味料は少なめにしましょう。
鮭の骨は加熱後に行うと、簡単に取り除くことができますよ。
●材料
米 2合
塩鮭 2切れ
しいたけ 4個
油揚げ 1枚
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
●作り方
(1)米を研ぎ、炊飯器の目盛りまで水を入れる。
大さじ2の水を捨て、30分浸水する。
(2)しいたけを薄切りにし、油揚げは細切りにする。
(3)(1)にしょうゆ、みりんを入れてひと混ぜする。
(4)塩鮭、しいたけ、油揚げをのせて通常炊飯する。
(5)塩鮭の骨を取り、しゃもじで全体を混ぜて完成。
炊き込みごはんはポイントをおさえてつくれば、簡単においしく仕上がります。
あなたの食卓に炊き込みごはんを取り入れてくださいね。
■執筆/菅智香…育児料理アドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理、美容に良い料理の提案が得意。
編集/サンキュ!編集部
※炊飯器の機種によっては調理に向かない場合があります。取り扱い説明書をご確認ください。