気分転換は収納の見直しをすること、サンキュ!STYLEライターのまつやま なこです。
食器、調理器具、保存容器、消耗品など、用途も種類も多種多様なものが混在していて、家の中でもいちばん細々したものが多く、収納の難易度が高いのが「キッチン」ではないでしょうか。
便利そうな収納用品もたくさん売られているため、スッキリを叶えるために試してみなくなる気持ちになります。
しかし、キッチンに標準でついているある収納を撤去してみたら、収納スペースが爆誕して、スッキリと快適に、使いやすくなりました。今回は使って当たりまえと思い込んでいたものを撤去した、「引き算」の収納方法についてをご紹介します。

包丁ホルダーを撤去した
撤去したあるものとは「包丁ホルダー」です。
大抵のキッチンには標準装備されている収納だと思います。
長年、包丁は包丁ホルダーに収納するものだと思い込んでいましたが、ふと「あれ?ホルダーなくても大丈夫かも?!」と思い取り外してみました。
取り外してみたら、引き出しの中の凹凸がなくなりスッキリ!取り外してすぐに「ない方がいい!」と撤去することに決定しました。
なくして生まれたスペース
包丁ホルダーの大きさは40×14×6cmありました。包丁を2本収納するには、大きすぎるスペースです。
包丁ホルダーがなくなり、2Lのペットボトル2本と500mlのペットボトル3本が入るほどの収納スペースが生まれました。
現在の包丁の収納方法は?
包丁ホルダーを外したのはいいけれど、包丁はどこに収納しようか?という問題が残りました。
市販の包丁ホルダーの購入も検討しましたが、いずれにしても包丁2本を収納するためにある程度のスペースが必要になることがわかりました。
包丁ホルダーを使わなくても「安全な方法で収納」ができればいいわけです。
思いついた方法は、手ぬぐいを折りたたみ、折り目に包丁を挟むという方法。挟んで立てた状態でキッチンツールを入れている引き出しに入れて収納します。
この方法は省スペースで、刃は隠せるけど柄は出ている状態で使いやすく、安全です。不具合が発生しない限り、この方法を続けることにします。(子どもにはキッチンツールの入っている引き出しは、危ないものも入っているから勝手に開けないように以前から厳しく言い聞かせています)
標準装備を見直してみる
標準装備されている収納は、疑うことなく当たりまえに使っていることがあると思います。
携帯電話もデフォルト設定のまま使うよりも、自分に必要な機能をたしたり引いたりしてカスタマイズして使いやすくします。
同じように元からあるものを見直して、棚の高さを変えてみるなどできることがあります。少し手間ですが、もっと使いやすくならないかな?とちょっと変えてみたら新たな発見があるかもしれません。
収納はアイテムをたすことに意識が向きますが、なくしてみる「引き算」で反対に収納力が上がったり、使いやすくなることもあります。
もし「これなくてもいいかも!?」とピンと来たら、試しに引き算してみてください。思いがけず、収納スペースを見つけることができるかもしれません。
◆この記事を書いたのは・・・まつやま なこ
教育費と老後資金を同時に貯めるアラフォー、姉妹ママ。目的を持って計画的にお金を使うことが得意。投資にも挑戦中。「無理せず、ラクに」が家計管理と子育ての合言葉。