夏のお弁当作りの前にチェック!「食中毒予防のための3つの原則」とは?

2018/06/26

夏のおべんとう作りで最も気を付けなければいけないのが「食中毒」。食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。食中毒を防ぐために気を付けなければいけないことは何なのか。暑い季節を迎える前に、「食中毒予防の3つの原則」を改めてチェックしておきましょう!

食中毒予防のための3つの原則

1:つけない

食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないように、調理器具の洗浄や手洗いはしっかりと。調理を始める前はもちろん、生の肉、魚、卵を取り扱う前後、調理途中に髪や顔をさわったり、子どもの世話をしたあとも、必ず手洗いしましょう。

2:増やさない

細菌の多くは10℃以下で増殖スピードが遅くなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、10℃以下の低温で保存することが重要。生鮮食品や総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れ、早めに食べ切りましょう。

3:やっつける

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。加熱時間は、食品の中心部の温度が85~90℃で90秒以上が目安になります。また、使用したあとの調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯や塩素系漂白剤で殺菌しましょう。

これからはどんどん気温も上がってきます。まずは「つけない・増やさない・やっつける」の3つを心がけることから始めてみましょう。

参照:『サンキュ!』7月号「いたみにくいべんとう1カ月」より一部抜粋。掲載している情報は18年5月現在のものです。衛生監修/新宿区保健所衛生課 構成・文/田久晶子

『サンキュ!』最新号の詳細は こちら!

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND