夏の断捨離(R)大作戦!「5つの不快キーワード」が捨てる基準だった!
2020/07/15
夏の断捨離(R)で大切なのはズバリ、不快と感じるものを処分すること!5つの不快キーワードに照らし合わせるだけで、「捨てるべきもの」がはっきりと浮かび上がる、新基準の発表です。
整理収納アドバイザーの中山真由美さんも「夏休みに入る前の7月は、散らかった家を見て焦る人が増える時期。人は〝不快〞を感じるほど〝捨てモード〞にエンジンがかかるので、夏こそ絶好の〝捨てチャンス〞です」と太鼓判!さっそく、5つの不快キーワードを基準に、捨ててみましょう。
1.汚い(古い)
さわったあと手を洗いたくなるほど、それ自体が汚れているもののこと。「気持ち悪い」と感じたらすぐ捨てて。使い古して、みすぼらしい状態になった日用品なども、買い替えを検討しましょう。それがあるだけで、まわりが汚れたり、掃除の手間が発生するようなものも、当てはまります。
例えばこんなもの……
●使いすぎてバサバサの、擦り切れた、ニオイの取れないタオル
●虫に食われたり、黄ばんで変色している、よれよれの衣類
●ぼろぼろで崩壊しそうな洗濯ばさみ
●落ちた花粉が放置され続ける、枯れかけた生花
●何年もためているけど使わない、紙袋や紙箱(紙も経年劣化します!)
2.狭い(邪魔)
それがあるだけで、部屋が狭く、窮屈に感じるもの。特に床(通路)や階段に放置されがちで、通行を阻害するもの。動線上にあるせいで、家族がぶつかって痛い思いをしたり、掃除機がかけにくかったり、目的のものが取り出しにくくなったりしがち!
例えばこんなもの……
●中身を思い出せないのに、床を占拠する段ボール箱
●階段わきに積み上がった荷物
●ベランダに並んでいる枯れた植木鉢
●冷蔵室&冷凍室を占拠する賞味期限切れの食品
●もう遊ばないおもちゃ
3.暑苦しい
毛足が長い布類は、ことごとく夏の「捨て候補」です。ほこりがたまる原因になるうえ、猛暑には見たくないほど暑苦しいから、せめて目につく場所に置くのをやめましょう。窓辺などの〝風の通り道〞に乱雑に放置された雑貨なども、通気性を妨げるからアウト。
例えばこんなもの……
●毛足が長い冬のカーペット(しまうか、処分を)
●もう遊ばないぬいぐるみ(ダニの温床です)
●冬の素材のクッションカバーやマルチカバー、タペストリー
●冬中はいたスリッパ
●便座シート
4.時間がかかる
家事や仕事がはかどらず、一つ一つの動きに時間がかかるのは、そもそも「使わないもの」が部屋中にあふれているから。使ってもいないのに、そこから長い間動かしてもいないから、作業効率が下がり、あなたを疲れさせる厄介者です。
例えばこんなもの……
●重たくて使うのがおっくうな、鋳物ホーロー鍋
●憧れて買ったけど、手入れに手間がかかるコーヒーミル
●探している1本はなぜか見つからない、大量のペン
●いつの間にか増殖した、べんとうグッズ
●だましだまし使い続ける、買い替えどきの古い家電(パワーが落ちて非効率)
5.イライラする
見た目が醜く、センスが悪いと感じるものや、それを見るだけで嫌な過去を思い出し、精神的にへこむようなもののこと。「1回も使っていない」と罪悪感を抱いたり、「高かったから捨てられない」と一瞬でも思ったら、あなたの心をザワザワさせる〝捨て候補〞です。
例えばこんなもの……
●プレゼントやお土産としてもらったが、使っていないもの
●好みじゃない香りを放つもの(お香、ポプリ、石けん)
●一向に見るひまのない、パンフレットやDM
●一度はやる気になって買った検定本や語学の教科書
●もう二度と使わない、スキー板やテニスラケットなどの趣味の道具
捨て基準がわかれば、片づけも簡単に。5つの不快基準に1つでも当てはまったら迷うことなく捨てましょう。
教えてくれた人……中山真由美さん
お片付けコンシェルジュ。超片づけベタの過去を克服した整理収納アドバイザー。個人宅の収納コンサルティングやセミナーなどで収納に迷える人々を救済中。
参照:『サンキュ!』8月号「夏中スッキリ!が叶う捨てる!新基準」より一部抜粋。掲載している情報は18年6月現在のものです。監修/中山真由美
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