手間なく衣類ケアができるおすすめ家電5選

2019/02/16

ふだんあまり着用しないフォーマル服などは、いざ着ようとクローゼットから出したときに、ニオイやシワがついてしまっていることが少なくありません。

そういった服は着用後のアフターケアも重要ですが、正直面倒と感じることも……そんな人におすすめな衣類ケア家電を、家電コーディネーターの戸井田園子さんに解説してもらいます。

東芝ホームテクノ:コードレス衣類スチーマー La・Coo(ラクー)-S

シワ伸ばしに加えて、高温のスチームでニオイやアレル物質の除去・除菌など、清潔ケアにも活用できる衣類スチーマー。東芝ホームテクノの「コードレス衣類スチーマー La・Coo(ラクー)-S(TAS-X4)」は衣類スチーマーに、従来のアイロンの機能も兼ね備えた商品です。

衣類スチーマーでは業界初となるコードレス仕様も特徴のひとつ。衣類スチーマーはハンガーに衣類をかけた状態で使うため、コンセントから届くところとなると場所が限定されますが、「La・Coo-S」ならどこでも使えてストレスフリーな使い心地が実現します。なお、コードレス時のスチーム持続時間は1分30秒。厚手のジャケットなどスチームがけに時間がかかるときは、コードにつないで利用すればOKです。

従来型のアイロンとしても、高・中・低と3段階の温度設定ができるなど、十分な機能があります。また、アイロンのかけ面に突起状の「楽がけライン」が設けられているので、ボタン周りなど細かい部分に対応しやすいのもうれしいところ。

1台でプレスとスチームケアをしたい、合理的な人におすすめの商品です。

ツインバード:ハンディースチーマー【SA-D096W】

ツインバードの「ハンディースチーマー(SA-D096W)」は、ロングセラーだった従来機種をフルモデルチェンジし、とことん使いやすさを追求しました。

衣類スチーマーを使ううえでストレスになりがちな“重さ”は、従来機種から25%軽量化して470gに。これは、りんご1個分程度の重さなんだとか。ドライヤーのような特徴的なデザインは、水タンクをハンドル部分に配することで、重心バランスを改善し、手首・ひじなどへの負担を軽減するためのものです。

吊るして収納ができるため、服と一緒に吊るしておけるのも便利。サッと取り出しサッと使えるので、使いやすさ重視の人におすすめ。価格も5,000円程度と衣類スチーマーとしては手頃なので、プレゼントにもよいでしょう。

ティファール:毛玉クリーナー【ボルドー(JB1012J0)/ターコイズ(JB1011J0)】

セーターだけでなく、ウール素材のスカートや上着なども、うっかりしているとあっという間に毛玉はできてしまいます。「着ようと思ったら毛玉だらけ!」というときに役立つのが、毛玉クリーナー。

ティファールの毛玉クリーナーは、平らなところに服を置いて、なでるように動かすだけ。生地を傷めにくいカバー"風合いガード"つきなので、初めてでも安心です。生地の種類や毛足の長さに合わせてカット面までの高さも調整できるので、さまざまな衣類に対応が可能。電池式で、どこでも使えるのもありがたいですね。

デザイン面も落ち着いた色合いで、おしゃれに仕上がっているものプラスポイント。お気に入りの服は、「毛玉クリーナー」でこまめにお手入れして長持ちさせましょう!

パナソニック:脱臭ハンガー【MS-DH210】

ほったらかしで衣類ケアをしたい人におすすめなのが、パナソニックの「脱臭ハンガー(MS-DH210)」です。“ハンガー”と商品名にもあるとおり、使い方は衣類をかけるだけ。本体の8か所に設けられた吹出口から高濃度の「ナノイーX」が放出され、衣類に着いたニオイを取り除いてくれます。

服の外側もケアしたい場合は、付属の衣類用カバーをかけて使用しましょう。狭いスペースが高濃度の「ナノイーX」で充満され、衣類の中と外の隅々までしっかりと行き届くので効果も大。「MS-DH210」はボトムスも吊り下げられる構造になっているので、スーツの上下を一緒にケアすることもできます。

ニオイの強さに応じて「通常モード(約5時間運転)」と「ロングモード(約7時間運転)の、2モードが選択可能。いずれも電気代は1回1円未満と経済的です。モバイルバッテリーにも対応しているので、コンセントが近くにない時やタンスの中でも使えるも便利です。

LG:LG styler(スタイラー)【S3WF】

最後にご紹介するのは、衣類ケアを丸投げできる、LGの「LG styler(スタイラー)(S3WF)」です。

本体はロッカーのようになっているので、扉を開けてケアしたい衣類を中に入れたら準備完了。庫内に充満するスチームと、毎分最大180回振動するハンガーラックの効果で、衣類についたシワ・ニオイ・花粉・ホコリなどの除去に加えて、除菌、低温乾燥をいっぺんにやってくれます。

一度にセットできるのは、ハンガーにかける上着類3着とズボン1本。ニット、ぬいぐるみ、帽子など吊るせないものは、下の棚に置けばOKです。扉の裏にあるプレス板にスラックスを挟む「ズボン折り目ケア」を使えば、アイロンをかけたようにピシッと折り目がつけられますよ。

搭載コースは「リフレッシュ」「除菌/衛生」「乾燥」「専用ケア」の4種。専用アプリを使えばWi-Fi接続で「専用ケア」の新たなコースをダウンロードしたり、外出先から操作をすることも可能です。

ちなみに、スチームで衣類をケアすると聞くと「高湿の夏場には不向きなのでは?」と思うかもしれませんが、じつは梅雨の季節に便利な室内除湿機能も!本体の扉を開けて「室内の除湿」コースを稼働させれば、24時間で10リットルの除湿をしてくれます。

洗濯機ではないので泥汚れや食べこぼしなど、がっちり付着した汚れは落とせませんが、制服やスーツなど頻繁に洗えない衣類のホコリや花粉など、日々の汚れが手軽にリフレッシュできるのは大きな魅力ですね。

◆監修・執筆/戸井田 園子
性能・コスト・デザインなどを総合的に判断し、製品選びに役立つ情報を発信する家電コーディネーター。総合情報サイトAll Aboutの家電ガイドを始め、雑誌、テレビ、ラジオなど数多くのメディアで活躍中。

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