プロに聞いた!ダイソーで買うべきキッチン周りのお掃除グッズ&使い方
2019/09/06
「プロの掃除業者が使う道具」と聞くと、専門店でしか買えないスゴイものを想像しますが、じつは100円ショップでも買えるアイテムを使っていることもあるそうです。ライターの増田剛己さんに、使い方とあわせて取材してもらいました。
プロは1ヵ所の掃除にいろいろな道具を使う!
ダイソーで買うべきお掃除グッズを、筆者の知り合いのハウスクリーニング会社の社長さんに聞いてみました。
教えてもらったのは、キッチンまわりで使うのにベストなグッズについて。話をしてみたところ、社長さんいわく「プロは1ヵ所にいろいろな道具を使いますよ。そのほうが完璧に仕上がりますからね」とのこと。
というわけで、今回はキッチンのガスコンロまわりのお掃除に役立つダイソーのアイテムを、使う手順とあわせて紹介します。
五徳の油汚れは「アルカリ電解水」×袋詰めで落とす!
レンジまわりなどキッチン系の場所には、洗剤ではなく「アルカリ電解水」を使うといいそうです。
五徳をはずして、「アルカリ電解水」をまんべんなく吹きつけます。そして、レジ袋や使い終えたフリーザーパックなどに、五徳を入れます。こうして、しばらく置いておきましょう。
「アルカリ電解水」×「ツインブラシ」で天板をキレイに!
ガスコンロの天板掃除でも、「アルカリ電解水」が活躍。まず、天板全体にまんべんなくかけます。ここで次のアイテム「ツインブラシ」が登場。ごしごしと汚れをこすって、キレイにしましょう。
ちなみにこの「ツインブラシ」はハウスクリーニング業者がよく使うグッズ、いうなればプロの定番。買いだめしておくこともあるそうですよ。
ガンコな汚れは「コゲとりスポンジ」で取っていきましょう
「コゲとりスポンジ」という商品名から、フライパンや鍋の焦げつきに使う少し強力なスポンジ…と思いがちですが、じつはハウスクリーニング業者のかたには必須のアイテムなんだとか。「ツインブラシ」同様に買いだめするほどだそうです。
これでこすれば、ガンコな汚れが取れて、しかもキズがつきにくい!レンジまわりをブラシでこすった後、まだ取れていない汚れをこの「コゲとりスポンジ」でこすり取るわけです。
それでも落ちない汚れは「スチールスクレーパー」で撃退!
「コゲとりスポンジ」でも落ちない汚れは、「スチールスクレーパー」でピンポイントに除去していきます。そして最後はスポンジ、雑巾などで汚れを拭き取ります。
ちなみに、最初に「アルカリ電解水」を吹きつけておいた五徳ですが、これも同じ手順で「ダブルブラシ」「コゲとりスポンジ」「スチールスクレーパー」で汚れを落としていくそうです。最後は水洗いをし、雑巾で拭きます。
まとめ
キッチンのガスコンロまわりを掃除するだけでも、「アルカリ電解水」「ツインブラシ」「コゲとりスポンジ」「スチールスクレーパー」と…4品ものアイテムをプロは使います。使う道具が多いので、プロも100均グッズだと助かるのだそうです。また、記事でも紹介したとおり使う順番も重要。
なお、プロいわく「汚れがひどくなってから掃除するよりも、ふだんから掃除しておくと楽だよ」とのこと。なるほど、ダイソーグッズを買いそろえて、できるときにどんどんお掃除しちゃいましょう。
監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。