【連載】コウケンテツさん親子の「いっしょに作ったよ!」かぼちゃすいとんの みそ汁
2018/12/15
今年は12月22日が冬至。1年で最も昼が短い日です。日本ではこの日にかぼちゃを食べてきました。かぼちゃにはβカロテンがたっぷり入っていて、風邪に負けない体をつくるのにも役立つといわれています。
今月はそのかぼちゃを、おいしくて食べやすいすいとんにしてみました。
ふだんのみそ汁の具にもぴったりなんですよ。日に日に寒さが厳しくなる季節。食べ物で体の中からあったまりましょう!
材料(4人分)
かぼちゃ(可食部)…150g
小麦粉…40g
塩…少々
小松菜…2わ
だし汁…600A
みそ…大さじ2½
1.すいとんを作ります
耐熱のボウルに、わたと種を取ったかぼちゃを入れ、ふんわりとラップを掛けて電子レンジで4分ほど加熱する。なめらかになるまでつぶし、小麦粉、塩を加えてよくこねる。一口大に丸めて中央をつぶす。
2.みそ汁を作ります
鍋にだし汁を入れて中火で熱し、沸騰したら食べやすく切った小松菜の茎を入れて1分ほど煮る。1を入れて2分ほど煮て、小松菜の葉を加えてさらに1分ほど煮る。みそを溶き入れてひと煮立ちさせる。
※だし汁は、昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。500Wの場合は、1.2倍の時間で加熱してください。その他の場合は、メーカーにお問い合わせください。
ONE MORE ADVICE だんごやすいとんは、おやつにも◎
子どもの友達が突然遊びに来たときのおやつって、なかなか困りものですよね。そんなときわが家では、よく白玉だんごを作って出していました。いっしょにこねる作業が実に楽しい♪ 子どもの友達も初めての体験に大盛り上がり。今回のすいとん、おやつにするのもおすすめです。ほんのり甘くて、おなかにたまって、成長期の子どもにぴったり!
ポイント1.手を使って よくこねてみよう
マッシャーなどを使ってつぶしたかぼちゃに、小麦粉と塩を加えます。最初はゴムべらでざっと混ぜ合わせ、粗熱が取れてまとまってきたら手でよくこねて。ボウルについた小麦粉は、まとめたかぼちゃを押しつけるようにして取りましょう。
ポイント2.すいとんは平たく 仕上げるのがコツ
すいとんを丸めるのは、粘土遊びのおだんご作りの要領で。子どもが得意な作業なので、ぜひ頑張ってもらいましょう! 丸めたら平たくして真ん中をへこませると、火が通りやすくなります。丸だけでなく、好きな形にしてもOK。
調理/コウケンテツ 撮影/馬場わかな スタイリスト/河野亜紀 構成・文/松崎祐子