放置しすぎると大変なことに！「カーペット（ラグ）」の掃除はどれくらいの頻度でやればいい？
2024/02/18
日々の家事で気になるものの、正解がよくわからないことについて、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに教えてもらいました。
今回のテーマは「カーペット（ラグ）の掃除頻度」についてです。
最低でも週に1回はカーペット（ラグ）掃除を！
今回のテーマは、カーペットやラグの掃除はどのくらいサボっても大丈夫か？というものです。
家事のプロとしては……「毎日してください！」と言いたいところですが（笑）、なかなかそうもいかないですよね。
なので、現実的な頻度で言えば、最低でも週に1回はカーペットやラグを含めた床面の掃除に着手して頂きたいと思います。どんなにキレイ好きで散らかさない人でも、1週間ふつうに生活をしていれば、カーペットはお掃除のしがいがある状況になっているからです。
なお、ファミリー世帯やペットがいる場合は、理想を言えば2～3日に一度の掃除が、キレイをキープするうえでは望ましいです。
サボり続けると、ゴミが踏み固められて掃除が困難に
長期間カーペットやラグの掃除を怠ると、表面に乗っていただけのホコリやゴミが、どんどんパイルの中に入り込んでいってしまい、お掃除するのがどんどん困難になっていきます。
カーペットの中に入り込んだホコリやゴミは、人が歩くたびに踏み固められてしまいます。ですから、ホコリやゴミが表面に見えるうちに手を打つ方が、結果として楽なのです。
カーペット、ラグの効率的な掃除方法は？
ここからは、カーペットやラグの効率的な掃除方法についてご紹介します。
●ポイント1：何はともあれ、週に一度は掃除機がけ
さきに述べたとおり、カーペット（ラグ）は最低でも週に1回は掃除をしたいところ。とは言っても、毎回しっかり拭き上げる必要はありません。まずは、1週間に1回、必ず掃除機をかけるように心がけましょう。
掃除機をかけることで、お菓子の食べこぼしのような粒状のゴミと、カーペットやラグの表面のホコリなどを除去します。また、あるとうれしい掃除機の機能としては……。
・自走機能がついていて、力をかけなくてもスムーズにお掃除できるもの
・じゅうたん対応の回転ブラシ機能がついていて、効果的にパイルの中に入り込んだゴミも回収してくれるもの
・吸引力が強くパワーが持続するもの
などです。カーペットを広く敷いてあるご家庭は、丁寧に掃除機をかけるようにしましょう。
●ポイント2：掃除機がけの2回に1回は、フチ（端っこ）を意識
カーペットやラグのフチはホコリがたまりやすいポイントです。毎回でなくてもよいので、掃除機がけをするときに2回に1回くらいのペースでカーペットの端っこを念入りにしたり、ラグの端っこをめくったりして、境目にたまるホコリを取り除くようにしましょう。
●ポイント3：髪の毛やペットの毛が気になるときは？
髪の毛やペットの毛は、細くて長いので、カーペットやラグの繊維に絡んでしまうため、掃除機をかけても取れない場合が多いです。そのようなときは、
・ペット用の抜け毛取りクリーナー
・粘着クリーナー
などを利用しましょう。
ペット用の抜け毛取りクリーナーは、効率よく毛を集めることができるグッズ。おなじみの粘着クリーナーも、普段の仕上げに適しています。両方とも、掃除機を出すよりも取りかかりやすいので、気がついたらその都度、ササッと使うことができます。
●ポイント4：拭き掃除は数カ月に1回でもOK
裸足で過ごすことが多い場合などは、数カ月に1度くらい、拭き掃除をしてみましょう。その際、用意したいのは…。
・アルカリ電解水（スプレー）
・古いタオル地のハンカチやフェイスタオル、マイクロファイバークロス
などです。
まず、掃除機や毛取りクリーナー、粘着クリーナーなどで乾性のゴミを取り除いておきます。そして、アルカリ電解水のスプレーを吹きつけて、クロスで拭き取るだけ。2度拭きの必要はありません。アルカリ電解水を利用することで、汚れの除去と、除菌の両方に対応できますよ。
