なぜか家が臭ってしまう人が見逃している意外な掃除スポット3選
2024/06/21
こまめにお掃除しているはずなのに「なぜか臭う」ということはありませんか?気温が高くなる季節は臭いの分子が空気中に飛ぶため、気温が低い季節よりも臭いを感じやすくなります。
そこで今回は、なぜか家が臭ってしまう人が見逃している掃除スポットについて、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお仕事依頼をこなしているお掃除のプロフェッショナル、西田美保さんに教えてもらいました。
1.生ゴミの処理だけでは不十分!意外な臭いの原因…
ご自宅の臭い対策として、生ゴミの処理に気をつかっているかたは多いと思いますが、意外と見落としがちなのが瓶や缶。
すすぎが不十分だったり、しっかり乾かせていなかったりするとイヤな臭いの原因になってしまうことがあります。すぐにゴミで出せない場合は、しっかりすすいで乾かすようにしましょう。
2.食洗機が臭いの原因になることも!?
意外な臭いの原因としては、食洗機も要注意。ふつうの使い方…つまり、ほぼ毎日使って、ゴミ受けもキレイにしていれば、食洗機が臭うことはまずありません。しかし、たまにしか食洗機能を使わないご家庭、とくに乾燥機能だけを使うという場合は要注意です。
ビルトイン型の食洗機は配管に水を溜めておくことで、臭いの元にフタをする役割をしていますが、一定期間使用しないと水が蒸発してしまい、下水管と直結状態になることから臭いが広がってしまうのです。
洗濯機や洗面所も同様で、使用しないことが臭いの原因になってしまうことがあります。このような場合はコップ一杯の水を流すだけで解決します。
3.カーテン、クッションなどの布製品も要注意
カーテンやクッションなど布製品も意外に臭いがついています。料理やタバコの臭い、カーテンは結露からカビが発生していることも。
時間がないときは消臭スプレーをつかうのもいいと思いますが、最低でも年に1度は洗いたいところ。柔軟剤を使うと静電気防止効果がありますので、スプレーより汚れの防止になりますよ。
なお、臭いとカビの基本対策は換気。朝と晩に最低2回は換気するのが理想です。風とおしがよくない場合は、扇風機やサーキュレーターを使い空気の流れをつくりましょう。