【料理研究家が愛した】おいしいバターで作れる、お酒に合う「運命のつまみ」

2019/09/09

シンプルなつまみで、ホームパーティーの場を盛り上げる料理研究家の小林まさみさん。よく知っている身近な材料が、組み合わせでうんとおいしくなると改めて発見できます。失敗もなく、すぐにでもまねできそうな逸品を紹介しますので、ぜひ作ってみて!

料理研究家。わかりやすく作りやすい料理を提案。鮮魚店の娘として生まれ育ち、魚がおいしい港町を巡る旅が好き。

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バターのおいしさを味わう、簡単でおしゃれなカナッペ風つまみ

お酒を飲むのは、友人が遊びに来たり、兄弟など家族が集まったりするときかな。そんなとき、「とりあえず」の一品としてよく出しているのが、薄切りにしたバゲットにバターとアンチョビをのせた、カナッペ風のつまみです。

作るようになったきっかけは、都内のイタリアンレストランで同じようなものを食べたことから。ふだんからバター好きの私は、バターのおいしさが際立つアンチョビとの組み合わせがとても気に入って、いつの間にかわが家の定番になりました。「こんなに簡単ならうちでも作ってみよう」と、友だちの間にも広がっていった運命のつまみです(笑)。

使ったバターは、深いこくがあってクリーミーなカルピス社のバター。波形のチーズカッターで薄く切るのがコツ。
バゲットにのせたバターの上に、2〜3等分にちぎったアンチョビをのせて完成!

相性のいい白ワインを用意して

バターとアンチョビは、ゆでたじゃがいもや卵料理にのせてもおいしいですね。そしてなによりも、私の好きな辛口の白ワインに合います。

乾杯をしてからひと心地ついたところで、次の料理を盛りつけたり、仕上げをしたりするのがいつものパターン。今日は、ほかにキャロットラペやポテトオムレツなどを用意しました。前もって作っておけるものなら、お客様と一緒に気兼ねなくワインを楽しめます。

ワインの銘柄は気にせず、白ワインなら辛口、赤ワインなら軽いタイプがまさみさんの好み。
義父のまさるさんも参加して宴の始まり。飲みながら食べながらおしゃべりがはずむ!

Have a try!

□身近な食材で、すぐに作れる手軽なつまみを考えてみる
□冷めてもおいしい作り置きできるつまみを用意して、ゆとりのある段取りに
□友人、家族とともに、気兼ねなく飲み会を楽しむ

紹介してくれたのは……小林まさみさん
料理研究家。身近な材料で作る親しみやすい家庭料理が得意で、何度でもリピートしたくなるレシピが魅力♡ 雑誌、単行本、テレビなどで活躍中。

『サンキュ!』2018年5月号より
撮影/松島均 取材・文/白江あかね

 
 

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