パパでも簡単「鍋の焦げの落とし方」ポイント3
2020/02/14
アナウンサー界のうちパパ代表・安東弘樹さんが家事ビギナーのパパたちが成功するためのポイントを、その道のプロにリサーチします。今回は、鍋をダメにする前に知っておきたい、「焦げの落とし方」のコツをお届け!
<教えてくれた人>
タスカジ すずきよさん
管理栄養士。家事の知見の確立と伝承に力を注ぐ。最新の著作「予約が取れないカリスマ家政
婦が教える『使いきり』レシピ」(宝島社)でも、レシピや料理ワザを紹介。
プロが家事のコツを伝授!
■焦げた鍋を重曹で洗ったら黒ずんじゃった!
ステンレス製の鍋なら、確かに重曹を使うと焦げや汚れがよく落ちます。ただし、アルミ製の鍋には要注意。アルカリ性の重曹に触れると化学反応が起こって、黒ずんでしまうんです(すずきよさん)
■アルミ製の鍋が焦げついたら何で洗ったらいい?
酢+水を入れて沸騰させ、さめるまで放置してください。そのあと柔らかいスポンジでこすると、キレイに取れますよ。そもそも焦げつかせないために、強火で加熱しすぎないようにする
のも大切です(すずきよさん)
POINT1:焦げがついた調理器具の材質をチェック
アルミ製以外の、お手入れ方法もチェック。ホーロー製の物は、酢、重曹、どちらも使用可。傷つきやすいので、必ず柔らかいスポンジを使いましょう。フッ素樹脂加工の物や土鍋の焦げは、お湯を沸かしてふやかすと◯。
POINT2:焦げの種類を知ることが、キレイに落とす近道
肉、卵などのたんぱく質や、米、砂糖といったでんぷんは酸性。野菜、果物などはアルカリ性です。酸性の食材でできた焦げにはアルカリ性の重曹、アルカリ性の焦げには酸性の酢を使用して。ただし、アルミ製の鍋には重曹は×!
POINT3:力ずくで落とすのはNG !
金属たわしなどを使って力ずくで落とそうとすると、鍋のコーティングがはがれたり傷がついたりして、鍋の寿命を短くします。編みたわしやオールウレタンのスポンジなど、こすっても傷つかない物を使いましょう。
鍋の材質を気にしないで扱っていたかも……と反省。調理器具を長もちさせるためにも、きちんと知ってお手入れしていこう!と誓いました。(安東さん)
<安東弘樹さんプロフィール>
アナウンサー。〝アンディ〞の愛称で、TOKYO MX「バラいろダンディ」、ニッポン放送「DAYS」のレギュラー出演をはじめ、テレビ・ラジオ・雑誌などで活躍中。男の子2人のパパでもある。
参照:『サンキュ!』2月号とじ込み付録「安東アナの パパ家事!なるほどサーチ」より。掲載している情報は19年12月現在のものです。調理/コウケンテツ 撮影/林ひろし 構成・文/松崎祐子 編集/サンキュ!編集部
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