冷蔵庫

簡単にマネできる!食材ロスをゼロにするための冷蔵庫収納をプロが伝授!

2020/07/12

パンパンになりがちな冷蔵庫の収納法こそ、食材ロスを減らすカギ!ロスをなくして、しっかり使い切れば食費ダウンになって一石二鳥♪冷蔵庫収納のプロから、簡単にマネできるポイントを聞きました。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
福田かずみさん
冷蔵庫収納家。2人の子育てをしながら料理家として活動。後にWebサイト「美人冷蔵庫LIFE」を立ち上げ、現在は冷蔵庫収納家として活躍。

昔はヨーグルトさえ腐らせてました(笑)

料理好きで、食材を大量に買い込んでは使えずに捨てていたという福田さん。「ヨーグルトを腐らせるくらい、昔はひどかった(笑)。でも収納の勉強をして、食材ロスが多いのは冷蔵庫収納のせいだと気づいたんです」。 
早速収納法を見直してルール化したら、食材ロスは激減。今はその方法を、テレビや講演会で紹介しています。
「まずは現状の冷蔵庫の写真を撮り、収納を見直して。そして整理された状態の写真も撮り、散らかったらこの状態に戻すという見本にすると、食材ロスのない冷蔵庫がキープできます」。

食材ロスゼロにするための冷蔵庫収納POINT

1 すべての食材を「見える化」する
重ねてしまったり、奥にしまったりすると、賞味期限を逃しがち。食材がひと目でわかるように収納して。

2 住所(置き場所)を決める
なんとなく収納していると、使いそこねたりダブり買いをしてしまいがち。定番食材こそ固定の場所を決めて。

3 使いかけはまとめる
残しておいても結局使わずに、捨てることが多いもの。使いかけはまとめ、「ここから使う」をルールに。

食材ロスゼロの冷蔵室

A 賞味期限が長い物は上段に

サッと取り出しにくい上段には、時々しか使わない物や、賞味期限が長い物を収納。さらに容器を透明にすると、何が入っているかひと目でわかる!

B 使用頻度が低めの乾物類も、ケースを用意して入る量のみ

使いかけの袋がたくさんあるとバラつくので、ケースにまとめて収納。「ここに入る分だけ」と決めれば量の目安にもなり、ムダ買い減。

C 毎日食べる食材こそ、専用ケースで決まった場所に

納豆などいつも冷蔵庫にある物は、取りやすい位置に。それぞれ専用ケースを決めておくと、定位置をキープできるうえに、買いすぎも防げます。

D 使いかけは"ゆとりのスペース"に置き、そこから使う

もらい物や作り置き、食べかけなどを置く"ゆとりのスペース"を設定。ここから食べるようにすれば、ムダに捨てることもありません。

食材ロスゼロの野菜室

E 立てる&小さい物は上段にして絶対に重ねない!

野菜室は深さがあるので、重ねてしまうと埋もれて死蔵品になりがち。長い野菜は立てたり、小さい物は浅い上段に入れるなどして、すべてが「見える」ように。

F 使いかけ野菜は、ざる&ふたつき容器にまとめる

いたみやすい使いかけ野菜は、ざるつきの密閉保存容器にまとめて。水けがきれてほどよい湿気を保てるので、乾燥知らず。ラップを掛けなくてもOK。

参照:『サンキュ!』2020年7月号「食材ロス0で、食費マイナス5000円!」より。掲載している情報は2020年5月現在のものです。撮影/福田かずみ 取材・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部

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