【食費節約】食費月2万減!フードロスがなくなる冷蔵庫管理法
2024/05/29
「食品ロス削減推進サポーター」として、食品ロス削減や冷蔵庫収納でキッチンの無駄をなくすコツを発信する、整理収納アドバイザーのおだけみよさんですが、ひとり暮らしを始めたころ、月の食費が45,000円と意外に多く使っていたのだそう。そこで食費の見直しをして、節約を工夫して現在は25,000円になったのだとか。
食費を無駄にしている原因のひとつが「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品(フードロス)」=フードロスです。
食費を抑えるコツはこのフードロスになっている食材を減らすことです。
今回は、そんなおだけさんがフードロスが激減した冷蔵庫管理方法をご紹介します。
1.フードロス対策に欠かせない冷蔵庫整理
フードロスを防ぐには、どの食材を無駄にしているか把握することが一番です。
定期的に冷蔵庫の中を空っぽにして、使い忘れそうな食材や、買ったけど使い切れてない食材がないか確認しています。
食材を定期的に整理することで無駄に気が付くことが出来て、同じものを買って失敗することを防げます。
冷蔵庫整理を始める前に…
いつも使っている食品を、管理しやすいグループに分けます。筆者の場合は、以下のグループに分けています。
●調味料 (お味噌やドレッシング)
●ドリンク (お茶やコーヒーなど)
●ご飯の友 (納豆・のり)
●生鮮品 (お肉・野菜・魚)
●期限が近いもの
これらをどこに置くと出し入れしやすくなるか、管理しやすい冷蔵庫の配置を考えてみましょう。
2.冷蔵庫整理の手順
配置が決まったら、作業開始です。
手順1.冷蔵庫の中にあるものを全部出す
まず、冷蔵庫の中身を出して空っぽにしましょう。
冷蔵室は奥に入っている半端に余った食材、ドアポケットはチューブ入りの調味料などを見落としてしまいがちです。
出し忘れがないよう注意しましょう。
冷蔵庫が空になったら、ついでに棚やドアポケットを外してきれいに洗います。
手順2.出した食材の期限を確認する
取り出した食材の消費期限・賞味期限を確認します。
期限が切れそうな食材はかごなどにまとめ、目に付きやすい場所に戻します。
この食材を優先的に使い、数日中に消費するようにしましょう。
その他の食材は最初に決めたグループに分け、冷蔵庫に戻します。
手順3.次回の整理日を決める
まずは月に1回の冷蔵庫整理から始めましょう。
毎月1日や末日など、忘れずに実践しやすいような日を設定するといいでしょう。
【冷蔵庫は他の収納場所と違い、毎日中身が変わります】
他の場所に比べて、より定期的な整理整頓が必要です。
とは言え、いきなり毎週だと負担になって続かなくなってしまうので、まずは月に一度など続けられるペースから始めましょう。
ちなみに筆者は毎週生協の配達日に合わせて、冷蔵庫をリセットしています。
冷蔵庫整理は食費節約以外にもメリットがたくさん!
家庭ではフードロスの量が、毎日一人当たり"お茶碗約1杯分(約114g)出ています。
フードロスが食費を圧迫していることが、少なくはありません。
冷蔵庫はスペースが小さいので、短時間で整理することができます。
定期的な冷蔵庫整理でフードロスになりそうな食材に気づき、無駄を防いで食費をぐっと抑えられます。
無駄になる食材が減ると、勿体ないことをした…という罪悪感がなくなり、心にゆとりも生まれます。
■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部