冷蔵庫を開けたら、賞味期限切れの食材が…。
「もったいない」と思いながら捨ててしまった経験はありませんか?
そんなときに試してみてほしい、ちょっとした意識や工夫があります。
今回は、4児の母で整理収納アドバイザーのたみーが実践している、今日からできる“3つの小さな工夫”をご紹介します。

1. 手前に置いて「使い忘れ」を防ぐ
冷蔵庫の奥に入れたまま忘れてしまい、気づいたら賞味期限切れ…。
そんな失敗を防ぐには、期限が近い食材を必ず手前に置くのがポイントです。
見える場所にあるだけで「早く使おう」という意識が働き、使い忘れが減ります。
冷蔵庫を開けたとき、目線がすぐ行く位置に“早めに使うゾーン”を設けてみましょう。
2. パッケージを外して「すぐ使える状態」に
買ってきた食品はパッケージのまま冷蔵庫に入れると、奥に押し込まれて忘れやすくなります。
入れる場所がなく、重ねてしまったり、奥に追いやられる食品が増えてしまう原因です。
トレーから出して幅をとらないジッパー袋などの保存容器に移したり、袋ごと立てて収納すれば、必要なときにサッと取り出せて“使い忘れ”を防げます。
他にも、時間があるときに下ごしらえ保存をしておくと調理も時短になり、手に取るハードルが下がって、最後まで食材を使い切れるようになりますよ。
3. 家族みんなでわかる「定位置収納」に
食品ロスは「どこにあるかわからない」ことからも起こります。
調味料や 卵、ドリンク類など、家族がよく使う定番品はドアポケットなど取りやすい場所に“定位置化”するのがおすすめ。
同じ場所に置くルールを決めておくと、家族も迷わず取り出せて自然に消費に協力してくれます。
「ママしか把握していない冷蔵庫」から「家族みんなで使える冷蔵庫」へと変えていきましょう。
今日からできる“3つの小さな工夫”
食品ロスを減らすために大切なのは、
・手前に置いて意識できる工夫
・パッケージを外してすぐ使える状態にする
・家族みんなでわかる定位置収納
この3つの小さな工夫だけでも大きな違いが出ます。
小さなルールを守り「もったいない捨て」を減らせば、食費の節約にも直結。
今日から冷蔵庫整理を工夫して、暮らしも気持ちもスッキリさせてみませんか?
■執筆/たみー
整理収納アドバイザーであり、ミニマルライフを送る4児の母。家事の効率化や整理整頓に特化した実践的なアドバイスを提供。
特に無印良品の活用術が人気で、シンプルで機能的な収納方法を提案している。
インスタグラムは@tamiii_refreshing.life。ブログ「子は多くても、ミニマルな暮らし。」。
編集/サンキュ!編集部