「安いから」とつい買いすぎてしまう特売品…。
気づけば冷蔵庫がパンパンで、賞味期限を切らし、捨ててしまった経験はありませんか?
そんなときに実践してほしい「買いすぎ」を防ぎ、食材を最後まで使い切れるようになるちょっとした工夫があります。
4児の母で整理収納アドバイザーのたみーが実践している、食費に効く冷蔵庫整理術です。
ぜひ参考にしてみてください。

1. まずは「冷蔵庫リセット」で棚卸し
特売で買った食材をしまう前に、一度冷蔵庫の中をチェック。
同じ調味料が2本出てきたり、賞味期限切れの食品が眠っていたりすることも…。
一度リセットして棚卸しすることで、いま何があるかを把握できます。
そのうえで「足りないものだけ買い足す」習慣をつけましょう。
「買ったばかりだからまだ大丈夫と思っていたのに、賞味期限が切れていた」
「使うと思っていたけど、結局使わずじまいだった…」など
毎日見ていて把握しているつもりでも、すべて出してみるとたくさんの気づきがあるはずですよ♪
2. ゾーン管理で“買いすぎ”を防ぐ
冷蔵庫に入れる場所をざっくりでも定位置化すると、重複買いを防げます。
・調味料ゾーン
・朝食ゾーン
・卵コーナー
空きが出たら買い足すルールにすれば、買いすぎを自然にセーブできます。
さらに仕切りを使って“見える化”すれば、何が足りないかひと目で確認でき、買い物もスムーズに。
「一目見ればわかる」を意識して定位置を作っていきましょう。
3. 余白づくりで新しい食材を迎えるスペースを確保
冷蔵庫は常に8割収納が理想です。
ぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、奥に隠れた食材を忘れてしまい、結果的にムダにつながります。
おすすめは「週1回、使い切りデー」を設けること。
庫内を軽くする習慣があると、新しい特売食材も無理なく迎えられますよ。
日々の整理整頓が食費に効く!
冷蔵庫をスッキリ保つために大切なのは、
・棚卸しでリセット
・ゾーン管理で買いすぎ防止
・余白づくりで新しい食材を迎える準備
この3つ。
せっかく特売で手に入れたのに、ムダにしてしまっては本末転倒。
小さな工夫を習慣にして、食費の節約にも繋げていきましょう!
■執筆/たみー
整理収納アドバイザーであり、ミニマルライフを送る4児の母。家事の効率化や整理整頓に特化した実践的なアドバイスを提供。
特に無印良品の活用術が人気で、シンプルで機能的な収納方法を提案している。
インスタグラムは@tamiii_refreshing.life。ブログ「子は多くても、ミニマルな暮らし。」。
編集/サンキュ!編集部