トラブル別!トイレの応急処置の仕方と修理内容ごとの料金相場を説明
2022/11/10
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自分でできる応急処置と料金相場を知ろう。
トイレにトラブルが起きた場合に自分でできる応急処置の仕方と、事業者に修理を依頼した場合の料金相場を詳しく説明いたします!
トラブル別!トイレの応急処置の仕方
1日に何度も使うトイレにトラブルが発生したら、一刻も早く解消したいですよね。しかしトイレは複雑な構造をしているので、素人が分解するなどして修理しようとすると、トラブルがひどくなったり故障に繋がったりする恐れがあります。
無理せずに、すぐにプロの事業者に依頼するのがおすすめです。
しかし、簡単な作業によってすぐにトラブルが解決できるケースも多いです。以下で、自分でできる応急処置の仕方を、トラブル別にご説明します!
つまり
トイレのトラブルの中でもよくあるのがつまりです。
排泄物やトイレットペーパーがつまってしまったという場合は、市販の詰まり解消グッズであるラバーカップの使用がおすすめです。焦らずゆっくり使用すれば、つまりが解消できる可能性が高いです。
しかし、排泄物やトイレットペーパー以外の異物を流してしまった場合は、ラバーカップを使ってしまうと異物がかえって奥に押し込まれてしまうことも。
そういった場合や、つまりの原因が分からない場合は、事業者に修理を依頼しましょう。
水漏れ
排水管や給水管などから水漏れしている場合、該当箇所のバルブやナットが緩んでいたり、内側のゴムパッキンが劣化していたりする可能性が高いです。
解消するには、まずトイレの止水栓をマイナスドライバーで閉めてください。止水栓が見つからない、固くて閉められない、という場合は家全体の水道の元栓を閉めましょう。
そして、水漏れ箇所のナットやバルブを閉めてください。少しでも閉まるようなら、そこから水漏れしていると考えられます。
それ以上閉まらない、という場合は内側のゴムパッキンの劣化が考えられるので、自分で交換できそうなら新しいパッキンに交換しましょう。
難しそうなら無理をせずにプロに修理を依頼してください。また、他の箇所から水漏れしている場合、修理の仕方が複雑なので、事業者に修理をお任せしましょう。
水が止まらない
トイレの水が止まらない場合、まずはタンクの蓋を開けてみてみましょう。
洗浄剤や節水用のペットボトルをタンク内に入れている場合、それらがタンク底のゴムフロートという部品に引っかかって、水が止まらなくなっていることがあります。異物を取り除いて、水が止まるかどうか試してみてください。
また、レバーとゴムフロートを連動させる鎖が絡まり、水が止まらなくなっていることもよくあるので、鎖もチェックして絡まっていたらほどいてまっすぐにさせましょう。
異物や鎖を直しても水が止まらない、原因が分からない、という場合や、タンクレストイレの場合は無理をせずにプロに修理を依頼してください。
水が流れない
使用後に水が流れないことが分かった場合は、とにかく1回でも水を流したいですよね。バケツや洗面器に水をためて、便器に入れて流せばとりあえず1回は流せるので試してみてください。
また、止水栓が閉められていないかを確認しましょう。家族が掃除などのために止水栓を閉めたことに気付かず、修理事業者を呼んでしまうことがよくあるようです。
それでも解決しない場合は、プロの事業者にお願いしましょう。
トイレ修理の料金相場
事業者にもよりますが、トイレの修理内容ごとの主な相場は上記の通りです。
通常、出張料と簡単な修理内容分の基本料金は必ずかかります。基本料金の範囲内で修理が終わればそれ以上かかりませんが、解決しない場合にそれぞれの修理内容の金額が上乗せされます。
ただし、トイレの修理は実際のトイレの状況を見ないと、必要な部品や作業内容などの検討がつきづらいので、相場よりも高額になることは多々あります。依頼の際は注意してください。
トイレが古い場合はリフォームがおすすめ
トイレの陶器自体は長持ちしますが、内部のパッキンやバルブなどの寿命は10年と言われています。
もし、取り付けから10年近く経った場合にトイレのトラブルが発生したら、今回修理をして直ったとしても別の箇所がすぐに壊れてしまう可能性が高いです。修理よりもトイレのリフォームを考えた方がよいでしょう。