光の壁床の汚れた洗濯物をバスケット

専門家が指摘!じつは「やめていい」「しなくてもいい」家事【洗濯編】

2020/10/17

「家事はやらなくてはいけないもの」「がんばらなくてはいけないもの」と思っていませんか?じつは家事のなかには「やめていい」「しなくてもいい」ものが潜んでいることがあります。「やらなくてはいけない」という思い込みを捨てて、いったんやめてみる。それで不便も不快も感じなければ、手放してみてはどうでしょう。

そこで今回は洗濯にまつわる「やめていい」「しなくてもいい」家事を暮らしスタイリストとして料理をはじめ、家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに伺いました。

やめ家事1:洗濯ものは仕分けしなくてもいい

きれいな服を検査家政婦女性
PRImageFactory/gettyimages

洗濯をするときに面倒なのが洗濯ものの仕分けです。ランドリーボックスから一つ一つ取り出して、「これは色柄もの」「これは白いもの」と分けるのは面倒なもの。

仕分けをする大きな理由のひとつは色移りの心配ではないでしょうか。でも、すでに何度も着て、何度も洗っている洋服であれば、色の濃いものでも、ほとんど色落ちはしません。おろしたてのデニムなどは初めの数回単独で洗うことをおすすめしますが、それ以外は色で判断する必要はないでしょう。色柄で仕分けをしている場合は、思いきってやめてしまうのもアリです。

また、「洋服と下着をいっしょに洗いたくない」「子どもの泥だらけの服は別にしたい」など、その家庭それぞれの仕分け方があるなら、脱いだときに分けてしまうのが楽。洋服用と下着用、家族ごとなど、それぞれの分別方法に合わせてカゴやバッグを用意して、洋服を脱いだ人が分けて入れるようにしましょう。あとは洗濯機へそのまま放り込めばOKです。

やめ家事2:洗濯は外に干さなくてもいい

photohomepage/gettyimages

外に干した洗濯物はパリッと乾いて気持ちいいですが、ベランダまで洗濯ものを運んだり、窓を開けて物干し竿まで手を伸ばしたりと、意外とたいへん。おまけに、急な雨が振ってきたら、慌てて取り込まなくてはいけません。でも、最初から部屋干しにしてしまうと、負担がぐんと軽くなります。

外に干すことを考えると、朝か日中に洗濯をしなければなりませんが、部屋干しなら、一日中いつでも洗濯OK。また、天気や花粉などを気にする必要もありません。夜まで外に干しっぱなしは避けたいですが、家の中なら遅くなっても、一日中干しっぱなしでも気にならず、時間に縛られる必要がなくなります。

また、さらに干す手間を減らしたいなら、乾燥機付洗濯機を活用するのもひとつの手。洗うところから乾かすところまで、干す手間すらなくしてしまうことができます。

やめ家事3:洗濯ものはたたまなくてもいい

ウォークインクローゼットでレールに掛かっている服をモダンな木製ワードローブ
Mariakray/gettyimages

取り込んだあとの洗濯ものをたたむという作業も面倒なもの。たたまないでしまうためには、ハンガー収納を取り入れるという方法があります。洗濯物をハンガーに吊して乾かしたら、そのままクローゼットなどにかけて収納。広いスペースが必要となるので、むずかしいという人もいるかもしれませんが、これができれば、たたむ作業がいらなくなるだけでなく、着たい洋服を探しやすくもなります。

また、下着や靴下、タオルといった吊すことがむずかしい洗濯ものは、家族ごとのボックスや引き出しを用意して、たたまずに投げ込み収納をするというのもおすすめ。シャツやズボンなどは干さないとシワになりやすいですが、これらはさほど気にならないもの。放り込んでおいて、必要なときに取り出すという形もアリではないでしょうか。

やめ家事4:アイロンはかけなくてもいい

服を汽船でシャツをアイロン
Iuliia_Syrotina_28/gettyimages

アイロンがけの作業が苦手という人は少なくありません。この負担を減らすには、ノーアイロンの洋服やシワになりにくい素材を選ぶこと。たとえばポリエステルやナイロンなどは洗ってもシワになりにくい素材です。また、綿や麻はシワになりやすいですが、ポリエステルなどとの混紡はシワがつきにくいです。もちろん、すべてそれだけにするというわけにはいきませんが、洋服を新調する際には意識しておくといいでしょう。

また、着たい洋服のシワが気になるときには、アイロンよりも、シワ伸ばしスプレーや衣類スチーマーが手軽です。アイロンのように事前に温めたり、台を用意したりする必要なく、洋服を吊したまま、さっとシワ取りができます。

やめ家事5:布製品にこだわらなくてもいい

柔らかい質感の青いマット
Toru Kimura/gettyimages

家事そのものをやめることにはつながりませんが、部屋で使用している布製品をやめると、洗濯の負担は大きく減ります。例えば、バスマットやとキッチンマット、便座カバーといった布製品を使っていると、毎日ではなくても定期的に洗濯しなければなりません。大きな布製品は洗うのも、干すのも、乾かすのもたいへんです。

たとえば、バスマットを珪藻土のマットに変えたり、キッチンマットや便座カバーは使わないという手もあります。布がないと、ニオイが気にならなくなったり、掃除がしやすくなるなど、衛生的なメリットもあります。すべてをなくすと、かえって不便になってしまうこともありますが、減らしてみても不便ではない布製品は意外とあるものです。あらためて見直してみましょう。


◆監修・執筆/河野 真希さん
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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